2015年11月11日水曜日

よく生きる通信Vol.19 「何かを手放さなければ、何も手に入らない」


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         よく生きる通信 vol.19
           201511月号
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皆さん、こんにちは。
よく生きる研究所の榎本英剛です。

私が住む神奈川県の藤野でもきれいな紅葉が広がりつつありますが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

さて、「よく生きるコラム」の中でも触れますが、この度、2000
7月の創立以来その経営に関わってきたCTIジャパン(現・ウエイク
アップ)から「卒業」することになりました。心機一転、今後はまた
新たな人生の展開に心を開いていきたいと思います。

では、「よく生きる通信」Vol.19をお届けします。ぜひお目通し
ください

今号のContents

1.よく生きるコラム:「何かを手放さなければ、何も手に入らない」
2.よく生きるインフォメーション:
11/21-23 福島ラーニング・ジャーニー2015(福島各地)
12/15  夕学五十講(東京・大手町)
12/19-20  天職創造セミナー(神奈川・藤野)
2016/3/12-13 天職創造セミナー(神奈川・藤野)
2016/4/15-17  アクティブ・ホープ・ワークショップ(長野・女神山)
2016/4/22-5/6  よく生きるツアー(イギリス)
3.よく生きるリソース:「暗闇から世界が変わる」
志村真介著(講談社現代新書)
4.編集後記

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1.よく生きるコラム 「何かを手放さなければ、何も手に入らない」

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最近、私はある大きな決断をしました。それは、2000年の7月に
創立して以来、その経営に関わってきたCTIジャパン(昨年から
社名がウエイクアップに変更になりました)から「卒業」する
というものです。ここで卒業というのは、単に経営をしなくなる
というだけでなく、所有していた株式をすべて手放し、完全に
フリーになるということを意味しています。これまで、私は数々
の大きな決断をしてきましたが、今回の決断はおそらくその中でも
「最大級」にあたるものだと思います。

実際には、3年前にCTIジャパンのCEOを退任してからは、経営
の現場には携わっておらず、そういう意味では大きな変化はないの
ですが、とはいえ、株主として会社の事業の最終責任を負っている
わけで、その行く末にはつねに大いなる意を注いできました。それ
を手放すというのは、さすがに勇気のいることで、ここに至るまで
に何度も「本当にこれでいいのか?」と自問してきました。こういう
時、頭はいろいろな理屈をつけて抵抗します。たとえば、「自分が
苦労して築き上げたものをそんなに簡単に手放してしまっていいの
か?」とか、「もし自分がいなくなって回らなくなったらどうする
んだ?」とか、「将来、自分に何かあった時に会社を持っていた方が
安心ではないか?」などです。

しかし、これらの声はすべて恐れから何かにしがみつこうとする
とらわれの声です。それら頭の声の奥にある心の声にじっと耳を
澄ませてみると、このタイミングで会社を手放すことが、自分に
とっても会社にとっても、もっとも自然なことであるように思えた
のです。タイミングという意味では、昨年50歳になり、ともすると
守りに入りたくなる年齢にさしかかったところで、あえて初心に
立ち返り、これまでの延長線上ではない新しいことにチャレンジ
していきたいという気持ちが強くなっていたことも背景にありま
した。そもそも、今自分がやっていることのすべてが、心の声に
したがってその都度何かを手放してきたからこそ見出せたもので
あり、それをやめて守りに入ったら自分が自分でなくなるような
気がしたのです。

ここで私が「手放す」と言っているのは、お金とか地位とか会社
とか、目に見えるもののことだけを指しているわけではありません。
むしろ、それよりもそういうものがなければやっていけないという
目に見えない思い込みのことを指しています。私たちは多かれ
少なかれ、自分の可能性を限定するような「古い物語」を抱えて
いますが、自分の人生に新たな可能性を拓こうと思ったら、そう
した物語を手放していかなければなりません。これは、ちょうど
空中ブランコにつかまっている人が向こうからやってくるもう一つ
のブランコをつかむためには、それまでつかんでいたブランコを
手放さなければならないのに似ています。

人生とは「器」のようなもので、その中にいろいろなものが詰まっ
ていれば、何も新しいものは入ってきません。そこにどんなものが
入ってくるかわからないまま、とにかくスペースを空けて待つ。
これが手放した状態です。何が入ってくるかにこだわっていたら、
それは本当の意味で手放していることにはなりません。「一寸先は
闇」と言いますが、その闇にはたくさんの可能性が宿っています。
闇というと、あたかも何か良くないことが待ち受けているような
印象を受けてしまいがちですが、それは見えないというだけであっ
て、何も恐れるべきものではないのです。

さて、この闇の向こうに何が待ち受けているのか、今は楽しみで
仕方ありません。
(榎本 英剛)

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2.よく生きるインフォメーション

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<<よく生きる研究所主催もしくは共催イベント>>

【天職創造セミナー】<残席わずか!>
・日程:1219日(土)・20日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000
・定員:18
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/304933/

【天職創造セミナー】
・日程:2016312日(土)・13日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000
・定員:18
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/340746/

【アクティブ・ホープ・ワークショップ】<NEW!
・日程:2016415日(金)~17日(日)
・会場:長野県・上田 女神山ライフセンター
・参加費:65,000円(早割特典あり) 
・定員:24
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/340987/

 

【よく生きるツアー2016@イギリス】<NEW!>
・日程:2016422日(金)~56日(金)
・会場:イギリスのフィンドホーン、トットネス
・参加費:390,000円(イギリス国内のプログラム参加費・交通費・
宿泊費・食費をすべて含む。早割特典あり)
・定員:18
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/352767/

<<よく生きる研究所共催もしくは榎本が登壇するイベント>>

【福島ラーニング・ジャーニー2015】<残席わずか!>
・日程:1121日(日)~23日(月・祝)
・会場:福島各地(飯館村、南相馬市、田村市など)
・主催:東北ラーニング・ジャーニー実行委員会
・参加費:53,000円(学生の方は40,000円)
・定員:20
・詳細・お申し込み:http://bit.ly/1GcR2HZ

【夕学五十講~自分も世界も幸せにする生き方~】
・日程:1215日(火)18:3020:30
・会場:東京・大手町 丸ビル7階 丸ビルホール
・主催:慶應丸の内シティキャンパス
・参加費:5,400
・詳細・お申し込み:https://www.sekigaku.net/

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3.よく生きるリソース 「暗闇から世界が変わる」
 (志村真介著 講談社現代新書)

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皆さんは「ダイアログ・イン・ザ・ダーク(以下、DID)」という
イベントをご存知でしょうか?直訳すると「暗闇の中の対話」となる
このイベントはドイツ人の哲学者アンドレアス・ハイネッケ博士が
発案したもので、一筋の光もない絶対的な暗さの中を視覚障がいを
持つアテンドと呼ばれる人に導かれながらいろいろな体験と対話を
通して深い気づきが得られるソーシャルエンターテインメントです。

日本では、この本の著者である志村真介さんが1999年から開催されて
いて、最初は短期の単発開催だったのが、2009年からは外苑前にある
会場での常設開催が実現し、これまで約16万人の人が体験されたそう
です。私は志村さんの奥様で、現在DIDの運営組織であるダイアログ・
イン・ザ・ダーク・ジャパンの理事を務めている志村季世恵さんと
20年来親しくさせていただいている関係でずっと前からお誘いいただ
いていながら、なかなか参加する機会がなかったのですが、つい先日
ようやく念願かなって初めて体験させていただきました。

「暗闇」というと「こわいもの」というイメージを持っている人が
多いと思いますが、実際に体験してみると、意外や意外、ぬくもりと
刺激にあふれた心地よい空間でした。それは、アテンドの人や一緒に
暗闇を体験したユニットと呼ばれる8人ほどのグループがいたから
というのもありますが、私にとっては「先が見えない状況にただ身を
委ねる」という何かを手放した感覚が今回のコラムでも取り上げた
ように今の自分が置かれた状況にとても近いものがあり、しかも
それは「こわい」というよりも「次に何が起こるんだろう?」と
ワクワクするような感覚があったからだと思います。

本書を読んでいると、著者の志村さんがDIDを日本に持ち込み、
拡げていく過程で、ご自身の信念を貫くために、たくさんのものを
手放してきたことがつぶさに伝わってきます。それは、たとえば
アテンドを務める視覚障がいを持つ人たちとの関わり1つとっても、
それまでの固定観念を手放し、彼らと対等な関係をつくってきた
といったことに表れています。社会起業家としての生き方・働き方
という観点からも非常に示唆に富む1冊だと思います。

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4.編集後記

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「よく生きるインフォメーション」に書きましたが、今年7月に
初めて開催し大好評だった「よく生きるツアー@イギリス」を来年
4月に再び開催することが決まりました!

このツアーでは私がかつてそれまでの立場を手放し、新しい何か
を見出そうとしていた時期に約2年半を過ごしたフィンドホーン
というエコビレッジとそこで結果的に見出したトランジション・
タウンという市民運動の発祥の地であるトットネスを巡りながら、
「よく生きる」ということについてじっくり考えることを目的と
した2週間のツアーです。

ご興味のある方は説明会も開催しますので、ぜひご参加いただけ
ればと思います♪

(発行責任者: よく生きる研究所 榎本 英剛)

この通信は、これまでよく生きる研究所のイベントにご参加
いただいた方、およびホームページ等を通じて読者登録をして
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2015年10月15日木曜日

よく生きる通信 Vol.18 「不確実性を味方につける」

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         ★よく生きる通信 vol.18★
           2015年10月号
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皆さん、こんにちは。
よく生きる研究所の榎本英剛です。

穏やかな秋の空が広がる日が続いていますが、皆さんいかがお過ご
しでしょうか?

さて、今回はうれしいニュースが1つ。私が昨年から仲間とともに
取り組んできたプロジェクトである『アクティブ・ホープ』の日本
語版出版が本日ついに実現しました!

というわけで、今回の「よく生きる通信」Vol.18はさながらアク
ティブ・ホープ特集となっています。ぜひお目通しください♪

★今号のContents★

1.よく生きるコラム:「不確実性を味方につける」
2.よく生きるインフォメーション:
・10/18 『アクティブ・ホープ』出版記念ワークショップ&
パーティ(東京・代々木)
・10/23-25  アクティブ・ホープ・ワークショップ(長野・女神山)
・11/21-23 福島ラーニング・ジャーニー2015(福島各地)
・12/19-20  天職創造セミナー(神奈川・藤野)
・2016/3/12-13 天職創造セミナー(神奈川・藤野)
3.よく生きるリソース:「アクティブ・ホープ」
ジョアンナ・メイシー+クリス・ジョンストン著(春秋社)
4.編集後記

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1.よく生きるコラム 「不確実性を味方につける」

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皆さんは、世界の行く末や自分の人生の行く末を思い描いた時に、
どのような感情が湧いてきますか?未来というものは、それが世界
の未来であっても、自分自身の未来であっても、本来「不確か」な
ものです。「よく生きる」ということを考えた時、この「未来の
不確実性」とどう向き合うかというのはとても重要なテーマだと
私は考えています。なぜなら、不確実であることを不安や恐れの
原因とするか、それとも希望や勇気の原因とするか、それでその人
の生き方やあり方が大きく変わってくると思うからです。

実は、私にこのことを最初に気づかせてくれたのが、『アクティブ・
ホープ』の著者の一人、ジョアンナ・メイシーです。彼女がワーク
ショップなどでよく語ってくれることの中に「シャンバラの戦士の
予言」というものがあります。その内容を簡単に要約すると、
「チベット仏教においては、いずれ世界に重大な危機が訪れるが、
その時シャンバラの戦士たちが現れるだろう。そして、シャンバラ
の戦士たちは「慈悲の心」と「すべてのものはつながっていると
いう智慧」という2つの“武器”を使ってこの危機をもたらした
元凶に果敢に挑むだろう」というものです。ここまで話してジョ
アンナは、「この予言には結果が書かれていません。そして、それ
こそが重要なポイントなのです」と言うのです。

さて、なぜ結果が書かれていないことが重要なのでしょうか?
ジョアンナは今こそがその予言に書かれている「世界に重大な危機
が訪れた時」であり、その今を生きる私たち一人ひとりが「シャン
バラの戦士」なのだと言います。そうとらえた時、もし結果が
わかっていたら、私たちはどうするでしょうか?この結果には
大きく分けて2つのシナリオがあります。1つは、シャンバラの
戦士たちの力及ばず、世界は危機を乗り越えることができずに崩壊
してしまうというシナリオ。もう1つは、シャンバラの戦士たちの
奮闘が報われ、世界は危機を乗り越えることに成功するというシナ
リオです。もし前者の結果になると最初からわかっていたら、
私たちは「どうせ自分が何をやっても無駄だ」と無力感に陥り、
何も行動を起こさないでしょう。また、後者の結果になると最初
からわかっていたら、私たちは「自分は何もしなくても大丈夫」
という慢心に陥り、やはり何も行動を起こさないでしょう。つまり、
どちらのシナリオにしても、結果がわかっていると人は行動を
起こす動機を失ってしまうわけです。

結果がわからないからこそ、そしてどのような結果になるかに
自分の行動が影響を及ぼすと信じられるからこそ、人は自分に
とって望ましい未来を実現することに希望を抱き、それに
向かって勇気をもって行動を起こすことができる、ということを
私はジョアンナのこの話から学びました。それは世界の未来に
関してもそうだし、自分の未来に関してはなおさらそうです。
私たちはつい不確かであることに不安や恐れを感じてしまいがち
ですが、このように不確かであることを逆に力にすることも
できるのです。言い換えれば、不確実性を敵にするのではなく、
味方にするわけです。冒頭で書いたように、未来というのは
そもそも不確かなものであるわけですから、それを敵とする
よりも、自分に力を与えてくれる強力な味方にした方がよりよく
生きることが可能になると思うのですが、いかがでしょうか?
(榎本 英剛)

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2.よく生きるインフォメーション

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<<よく生きる研究所主催イベント>>

【アクティブ・ホープ・ワークショップ】
・日程:10月23日(金)~25日(日)
・会場:長野県・上田 女神山ライフセンター
・参加費:65,000円 
・定員:24名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/304935/

【天職創造セミナー】
・日程:12月19日(土)・20日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/304933/

【天職創造セミナー】
・日程:2016年3月12日(土)・13日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/340746/

<<よく生きる研究所共催もしくは榎本が登壇するイベント>>

【アクティブ・ホープ出版記念ワークショップ&パーティ】
・日程:10月18日(日)
・会場:東京都・代々木 国立オリンピックセンター
・主催:『アクティブ・ホープ』日本語版出版委員会
・参加費:ワークショップ、パーティそれぞれ3,000円
・定員:100名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/326760/

【福島ラーニング・ジャーニー2015】
・日程:11月21日(日)~23日(月・祝)
・会場:福島各地(飯館村、南相馬市、田村市など)
・主催:東北ラーニング・ジャーニー実行委員会
・参加費:53,000円(学生の方は40,000円)
・定員:20名
・詳細・お申し込み:http://bit.ly/1GcR2HZ

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3.よく生きるリソース 「アクティブ・ホープ」
 (ジョアンナ・メイシー+クリス・ジョンストン著 春秋社)

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「アクティブ・ホープ(Active Hope)」とは、直訳すると「積極的
な希望」になります。本書の著者であるジョアンナ・メイシーと
クリス・ジョンストンは、希望には大きく分けて2つの希望がある
と言っています。1つは、一般的に使われる希望で、それは状況が
自分にとって望ましいものであった時に初めて湧いてくる、気まぐれ
で消極的な希望。もう1つは、どんな状況であっても決してあきら
めず、自分ができることをやり続ける能動的で揺るぎない希望です。
アクティブ・ホープとは、後者のような希望を指します。

本書では、戦争やテロ、難民の増大、経済危機、気候変動、環境
破壊、資源の枯渇、種の大量絶滅などどこを見ても絶望してもおかし
くないような一筋縄ではいかない地球規模の問題が山積する現代世界
で生きる私たちにとって、アクティブ・ホープがいかに大切かという
ことと、どうしたらアクティブ・ホープを身につけることができるか、
について取り上げています。そして、アクティブ・ホープを身に
つけるためには、私たちがいつのまにか失ってしまったあらゆるもの
とのつながりを再び取り戻す必要があるというのが著者たちは主張で
あり、そのための具体的な道筋を提起してくれています。

その道筋が「つながりを取り戻すワークのスパイラル」と呼ばれて
いるもので、4つのステージからなっています。すなわち、感謝の
気持ちを感じる、世界に対する痛みを大切にする、新しい目で観る、
前に向かって進む、の4つです。「つながりを取り戻すワーク」
というのは、頭だけではなく、心や身体も含めてつながりという
ものを実感をもって取り戻せるよう、著者の1人であるジョアンナ・
メイシーが開発した参加体験型の実践的手法で、これまで何十年に
わたって世界中で提供されてきているものです。

私はこの「つながりを取り戻すワーク」に約20年前、まだアメリカ
に留学している時に初めて出会いました。留学先であるサンフラン
シスコのCIIS大学院で教鞭をとっていたジョアンナの授業に参加し、
一瞬にしてその優れた理論と手法の虜になってしまいました。その
考え方は、同時期に出会ったコーアクティブ・コーチングおよび
リーダーシップと並んで、以来私の人生哲学の主たる柱になっている
と言っても過言ではありません。

4年前に東日本大震災および福島第一原発事故を経験し、絶望の淵に
立った今の日本にこそ、このアクティブ・ホープが必要だと感じ、
2年前からこの本を日本語で翻訳出版するためにいろいろな出版社に
働きかけました。しかし、なかなか首を縦に振ってくれるところが
なく、それこそ絶望しかけていた時に春秋社さんから「もし1000
冊分の購入予約を取りつけてくれるなら」という条件で出版を請け
負ってもらえることになり、昨年秋から仲間とともにプロジェクト
を立ち上げてその実現に力を注いできました。途中、幾多の困難に
遭遇しましたが、その度に「どんな時にも希望を失わず、心から
望む未来に向かって自分たちができることをやり続ける」という
アクティブ・ホープのスピリットを思い出しながら、プロジェクト・
メンバーと力を合わせて、それらを乗り越えてきました。そして、
ようやくここに本書を世に出すことができ、まさに感無量です。
ぜひ皆さんにもお読みいただければ幸いです。

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4.編集後記

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このメルマガの読者の中にも、今回の『アクティブ・ホープ』日本
語版出版に向けて購入予約などの形でお力添えいただいた方が
たくさんいらっしゃると思います。この場を借りて厚く御礼申し
上げます。

この本に込められたメッセージが1人でも多くに届くことを心から
願っています!

(発行責任者: よく生きる研究所 榎本 英剛)

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いただいた方、およびホームページ等を通じて読者登録をして
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2015年8月28日金曜日

よく生きる通信 Vol.17「計画しない生き方」

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         ★よく生きる通信 vol.17★
           2015年8月号
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皆さん、こんにちは。
よく生きる研究所の榎本英剛です。

ここのところめっきり涼しくなり、急に秋の訪れを感じるように
なりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

私の方は、先月イギリスのフィンドホーン、そしてトットネスを
訪れる「よく生きるツアー」を初めて実施し、終了後家族とともに
3週間かけて、車でヨーロッパ各国をめぐってきて、先週ようやく
日本に戻ってきたところです。

さて、「よく生きる通信」のVol.17お届けします。
ぜひお目通しください♪

★今号のContents★

1.よく生きるコラム:「計画しない生き方」
2.よく生きるインフォメーション:
・10/3-4   天職創造セミナー(神奈川・藤野)
・10/23-25  アクティブ・ホープ・ワークショップ(長野・女神山)
・12/19-20  天職創造セミナー(神奈川・藤野)
3.よく生きるリソース:「その幸運は偶然ではないんです!」
ジョン・クランボルツ+アル・レヴィン著(ダイヤモンド社)
4.編集後記

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1.よく生きるコラム 「計画しない生き方」

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私たちは計画を立てることをことさら重視する世の中に生きています。
それが事業の計画であれ、人生の計画であれ、旅行の計画であれ、
まず計画を立てなければ何事もできない、そしていい計画なくしては
何事も成し得ない、そんな考え方があたかも当たり前のことのように
共有されています。でも、はたして本当にそうなのでしょうか?

そもそも、人はなぜ計画を立てるのでしょうか?それは、未来を自分
の思い通りにしたいという欲望から来ているのではないでしょうか?
残念ながら、未来というのは本来、思い通りにならないものです。
その本来思い通りにならないものをコントロールしようとするのは、
根底に恐れの気持ちがあるからではないでしょうか?

常に恐れの気持ちを抱きながら物事を進めなくてはいけないとしたら、
それはしんどいですし、創造力も働きません。また、恐れを抱いて
いると、人は視野が狭くなり、柔軟性も失うので、何か予想外のこと
が起きた時、それに建設的に反応できず、その中に潜む可能性を
見出すこともできません。実際、「計画通り」ではない出来事の中に、
その事業にとって、あるいはその人の人生にとってさらなる可能性を
もたらしてくれる種が隠れていることがあるのです。

その一つの例として思い出すのが、私が立ち上げたCTIジャパンという
コーチング・プログラムを提供する会社で、新たにシステム・コーチ
ングというプログラムを提供することを「計画」した時のことです。
当時、そのプログラムはCTIジャパンの提携先である米国CTIが提供
していたので、私たちとしてはそのままCTIジャパンで提供すべく準備
をしていました。ところが、その過程で、米国CTIとそのシステム・
コーチングのプログラムを開発した米国CRRの間で交わされていた
販売代理契約が突如として解約され、CTIジャパンではシステム・
コーチングのプログラムが提供できなくなってしまったのです。
まさに完全なる「計画倒れ」です。しかし、その出来事を逆に活かす
方法を仲間たちとともに模索した結果、CRRジャパンという会社を
別に立ち上げ、さらに両社をつなぐ架け橋としてウエイクアップ
という親会社をほぼ同時に立ち上げました。要するに、子が親を生む、
という普通では考えられないことをやったわけです。これはある意味、
システム・コーチングのプログラムを提供するための「窮余の策」
だったわけですが、その結果としてウエイクアップが生まれたことで、
米国のCTIにもCRRにも縛られない新たな事業やサービスを提供すると
いう、当初の計画にはなかった新しい可能性がもたらされたのです。

以上は、事業というレベルにおける話ですが、個人の人生においても
これと同じようなことは起こり得ます。私は仕事においても、プライ
ベートにおいても、ほとんど計画らしき計画を立てません。立てた
としても非常にざっくりとしたものです。「将来の計画は?」と
聞かれることがよくありますが、「特にありません」と答えると
たいてい驚いた顔をされます。計画がなくても別に困ることはあり
ませんし、常にその瞬間瞬間起きていることから次のステップを
見出していくので、予想外のことが起きても比較的冷静に受け止める
ことができます。

こうした生き方の利点は、心理的な安定が得られること、変化に柔軟
に対応できること以外にもいろいろあります。たとえば、意外性。
計画を立てる時にはある程度未来を予測するのが常ですが、計画
しないということは未来を予測しないので、つねに意外性があります。
そして、何が起きてもそこから新たな可能性を引き出すことができる
という気持ちさえあれば、意外性がある方が計画通り物事が進むより
もむしろドラマチックで楽しいものです。

私は計画を立てること自体が悪いとか、必要ないと言っているわけ
ではありません。いい計画は望ましい未来を実現するための道しるべ
となり得ます。ただし、変化の激しいこの時代において、一度立てた
計画を金科玉条のごとく奉ってそれにしがみついていると、変化の
中の福音を取り逃すことになりかねません。「朝令暮改」という言葉
は一般的にマイナスの意味で使われますが、上記のことを考えると、
むしろそれくらい計画を柔軟にとらえた方がいいのかもしれません。
計画はあくまで計画ということで、いつでも手放せるよう心の準備
をしておきたいものです。
(榎本 英剛)

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2.よく生きるインフォメーション

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<<よく生きる研究所主催もしくは共催イベント>>

【天職創造セミナー】<残席あとわずか!>
・日程:10月3日(土)・4日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/304932/

【アクティブ・ホープ・ワークショップ】<絶賛募集中!>
・日程:10月23日(金)~25日(日)
・会場:長野県・上田 女神山ライフセンター
・参加費:65,000円 
・定員:24名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/304935/

【天職創造セミナー】<絶賛募集中!>
・日程:12月19日(土)・20日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/304933/

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3.よく生きるリソース 「その幸運は偶然ではないんです!」
 (ジョン・クランボルツ+アル・レヴィン著 ダイヤモンド社)

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著者の一人、ジョン・クランボルツ氏は「プランド・ハップン
スタンス(Planned Happenstance)」と彼が呼ぶ異色のキャリア理論で
知られるキャリアカウンセリングの分野の大家です。氏とは直接
お目にかかったことはありませんが、そのお名前と考え方は今から
15年ほど前、私がこの本の訳者である慶応大学の花田光世教授たちと
キャリアリソースラボラトリーの活動を一時期ご一緒させていただ
いていた時によく耳にしました。

「プランド・ハップンスタンス」とはそのまま訳すと「計画された
偶然」という意味になります。これはどういうものというと、
キャリアの形成において、自分や周りの環境をしっかり分析して、
用意周到な計画を立て、それを確実に実行していくという従来の
やり方とは異なり、むしろ積極的に偶然が起こるように周りに働き
かけ、その偶然を活用してチャンスをつかむというやり方です。

この本では、その理論というよりも、こうしたプランド・ハップン
スタンス的なやり方で実際にキャリアを形成した人たちの事例を
数多く取り上げ、従来的なやり方よりもいかに効果的かということ
を伝えています。取り上げられる事例はもちろんアメリカの事例
なのですが、もしも日本の事例が知りたいという方は、この考え方
に触発され、知人の所由紀さんが書かれた『偶キャリ。』(経済界、
2005年)をぜひご参照ください。実は、この本には偶然からキャリア
をつくった人として10人ほど紹介されているのですが、そのうちの
一人として私が取り上げられています。その時自分が言ったことが
書き出しのタイトルにもなっているのですが、「デザイン通りに
生きるのではなく、生きながらデザインする」ということ。その考え
は今もまったく変わっていません。

今回のコラムで取り上げた「計画しない生き方」がキャリアデザイン
やライフデザインという観点から見た時に具体的にどのように表れる
のかにご興味がある人はぜひこれらの本を手に取ってみてください。

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

4.編集後記

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

実は冒頭で書いたヨーロッパの家族旅行においても、今回のテーマ
である「計画しない癖」が存分に発揮されました。パリでレンタカー
をして、おおまかに行きたいところはあったものの、まったく土地勘
のない異国で、しかも家族を連れて実際どこまで行けるかはまったく
わからず、宿の予約もその前日までせず、毎日明日はどこへ行こうか
という感じで決めて動きました。

それこそ用意周到な準備など何もしていないので、まったく予想も
しなかったようなハプニングがいろいろ起こりましたが、同時に
意外な喜びもたくさん味わいました。そして、何よりもよかったと
思うのは、そういうハプニングを家族とともに乗り越えることで、
より家族との絆が深まり、家族としての強さを身につけたような
感じがすることです。帰国してからの話題もどこへ行ったとか、
何がきれいだったということよりも、なぜかそうしたハプニングに
関することばかりです。

人生はよく旅にたとえられますが、人生においても、やはり後で
振り返った時に一番心に残っているのは、計画通り物事が進んだこと
よりも、もしかしたらそういう予想もつかないような意外な出来事
なのかもしれませんね。

(発行責任者: よく生きる研究所 榎本 英剛)

※この通信は、これまでよく生きる研究所のイベントにご参加
いただいた方、およびホームページ等を通じて読者登録をして
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2015年6月15日月曜日

よく生きる通信 Vol.16 「力の出る物語を生きる」

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇
         ★よく生きる通信 vol.16★
           2015年6月号
◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

皆さん、こんにちは。
よく生きる研究所の榎本英剛です。

ついに関東地方も梅雨入りし、雨の多い季節となりましたが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

私の方は、先月から今月にかけて、中国およびハワイで立て続けに
開催した約1週間のプログラムが終わり、ようやく少し落ち着いた
ところです。

さて、「よく生きる通信」のVol.16をお届けします。
ぜひお目通しください♪

★今号のContents★

1.よく生きるコラム:「力の出る物語を生きる」
2.よく生きるインフォメーション:
・10/3-4   天職創造セミナー(神奈川・藤野)
・10/23-25  アクティブ・ホープ・ワークショップ(長野・女神山)
・12/19-20  天職創造セミナー(神奈川・藤野)
3.よく生きるリソース:「未来が見えなくなったとき、僕たちは
何を語ればいいのだろう?」
ボブ・スティルガー著(英治出版)
4.編集後記

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1.よく生きるコラム 「力の出る物語を生きる」 

◇◆◇◆◇―――――――――――――――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

私たちは現実を生きているようで、実はそうではありません。では、
何を生きているのか?それは物語を生きているのです。ここで
「物語」というのは、平たく言うと、現実で起きていることを
どう解釈しているか、どう意味づけしているか、ということです。
私たちは現実を見ているようで、実はつねに自分なりの解釈という
レンズを通してそれを見ているわけです。

そのこと自体はいいことでも悪いことでもありません。人間とは
そういう生き物です。第2次世界大戦の時代を生きた精神科医の
ヴィクトール・フランクルは「人間は意味を求める動物だ」と
言ったそうです。ただ、その意味づけの仕方、解釈の仕方が自分に
とって役に立つ場合と立たない場合があります。役に立つか立た
ないかというのは、別の言い方をすれば、その解釈や意味づけが
自分に力を与えてくれるのか、それとも逆に自分から力を奪うのか、
ということです。

わかりやすい例を挙げれば、何らかの試練に直面したときに、
それを「成長のチャンス」ととらえるか、それとも「何かを失う
危機」ととらえるかで自分の力の出具合が変わってくることは、
おそらく想像に難くないでしょう。要するに、これは同じ現実に
対して複数の物語が存在するということであり、どうせ生きるの
であれば力の出る物語を生きた方がいいと思うわけです。ただ、
どのような物語がその人に力を与えるかは、人によって異なります。
上の例で、「試練=成長のチャンス」ととらえた方が力の出る人も
いれば、「試練=何かを失う危機」ととらえた方が力の出る人も
いるでしょう。大事なことは、どのような物語が自分に力を与える
かを知り、その物語を意識的に選択し続けることだと思います。

そうやって、自分にとって力の出る物語を意識的に生きるように
なると、不思議なことが起き始めます。それは、その物語に合う
ような現実を引き寄せるようになるのです。そして、人はその物語
に対する確信をますます深めていくのです。これは心理学の世界
では「ピグマリオン効果」あるいは「自己成就予言」、一般的には
「引き寄せの法則」と呼ばれるものです。怖いのは、この現象は
いい方にも悪い方にも両方働くことです。つまり、自分にとって
力の出る物語が上記のような「正の循環」で回り始めるのは誰に
とっても歓迎すべきことでしょうが、逆に力の出ない物語が回り
始めるとなかなかそこから抜け出せなくなってしまいます。

ことほどさように、自分の中にある内なる物語は大きなパワーを
持っており、その人の人生に大きな影響を及ぼします。まずはその
パワーを認識し、自分の中を流れる物語に自覚的になることが、
よく生きるための出発点になるでしょう。はたしてあなたは今、
自分が身を置いている現実にどのような意味づけをしていますか?
そして、それはあなたに力を与えていますか、それともあなたから
力を奪っていますか?
(榎本 英剛)

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2.よく生きるインフォメーション

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<<よく生きる研究所主催もしくは共催イベント>>

【天職創造セミナー】<満員御礼!>
・日程:6月27日(土)・28日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
※キャンセル待ちをご希望の方はinfo@yokuikiru.jpまで直接
ご連絡ください。

【天職創造セミナー】<NEW!>
・日程:10月3日(土)・4日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/304932/

【アクティブ・ホープ・ワークショップ】<早割価格で提供中!>
・日程:10月23日(金)~25日(日)
・会場:長野県・上田 女神山ライフセンター
・参加費:65,000円(7月10日までにお申込&お振込いただいた
場合は55,000円) 
・定員:24名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/304935/ 

【天職創造セミナー】<NEW!>
・日程:12月19日(土)・20日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/304933/ 

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3.よく生きるリソース 「未来が見えなくなったとき、僕たちは
何を語ればいいのだろう」
      (ボブ・スティルガー著 英治出版)

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著者のボブ・スティルガー氏は出会った5年前から私が親しくお付き
合いさせていただいている友人で、価値観やビジョンを共有する
同志でもあります。たまたま、米国サンフランシスコにある
California Institute of Integral Studies (略称CIIS)
という大学院の同窓であったというご縁もあり、年齢は彼の方が
私より一回り以上、上であるにも関わらず、ずっと昔からの友人で
あったかのように、彼がアメリカから来日する度にお互いどんなに
忙しくても必ず1回は会って、毎回深い対話を重ねてきました。 その対話の中心的なテーマは、「震災後の日本はいかにあるべき か?」「そして、そのために自分たちに何ができるのか?」という ことでした。ボブはアメリカ人であるにもかかわらず、こうした 問いに、ある意味日本人である私たち以上に真摯に向き合ってきた 人であり、何よりそういう問いを抱えて生きている多くの人たちの 物語に深く耳を傾けてきた人です。 本書はそんなボブのこの4年余りにわたる旅の軌跡であり、その旅路 の中で紡がれた彼自身の、そして彼が出会った多くの人たちの物語 を綴ったものです。コミュニティ・デベロップメント(地域開発) の仕事に長く携わってきた彼は、日本全国、呼ばれるところに赴いて は、新しい未来を創る種は私たちのような普通の人たちの中にあり、 その人たちが自分や自分の周りの人たちと真摯に向き合って、対話 を重ねることでその種が芽吹き、やがて実を結んでいくことを地道に 伝え続けています。ある意味で、彼はコミュニティ単位で「力の出る 物語」を紡ぐという活動をしてきたとも言えるでしょう。 ちなみに、本書はボブにとって初の著作となります。初の著作が日本 で、しかも日本語で出版されるというのも、30年来日本と関わって きて日本を心から愛するボブらしい展開だと思います。まず、彼が 英語で書いた文章を訳者の方が日本語にしたものが本書ですが、 きっと訳者の方や編集者の方にボブの想いが乗り移ったのでしょう、 あたかもボブが書いているかのような文章になっていることに感動 を覚えました。内容的に深く共感すると同時に、短いですが、ボブ と私が交わした対話も一部登場することもあり、なんとなく他人の本 とは思えない、そんな一冊です。 ◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇ 4.編集後記 ◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇ 昨年11月から仲間とともに取り組んできた『アクティブ・ホープ』 日本語版出版プロジェクトで、目標としてきた1000冊の購入予約 を期限であった5月末を前に無事達成することができ、心からホッと しています。このメルマガの読者である皆さんの中にも、ご協力 いただいた方がたくさんいらっしゃると思いますので、この場を 借りて厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました! まだご購入いただいてない方で、ご興味のある方は引き続き購入 予約を受け付けておりますので、以下のサイトからお申し込み いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします! http://activehope.jp/ (発行責任者: よく生きる研究所 榎本 英剛) ※この通信は、これまでよく生きる研究所のイベントにご参加 いただいた方、およびホームページ等を通じて読者登録をして いただいた方にお送りしています。 ※この通信のバックナンバーをご覧になりたい方は、以下のリンク からご覧いただくことができます。 http://yokuikiru-kenkyusho.blogspot.jp/ なお、万が一このようなメルマガが送られてくるお心当たりがない方、 あるいは心当たりはあるが購読を希望しないという方は、恐れ入り ますが、以下のリンクをクリックして購読を解除していただければ 幸いです。 %%del%% お問い合わせ:info@yokuikiru.jp ◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

 

2015年4月5日日曜日

よく生きる通信Vol.15 「人生でやらなければならないことは何1つない」

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇
         ★よく生きる通信 vol.15★
           2015年4月号
◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

皆さん、こんにちは。
よく生きる研究所の榎本英剛です。

桜も咲いて、いよいよ入学式の季節ですね。この時期は新年とは
またちょっと違った感じのフレッシュな雰囲気が漂うので、私は
大好きです。

さて、2ヶ月ぶりの「よく生きる通信」をお届けします。
ぜひお目通しください♪

★今号のContents★

1.よく生きるコラム:「人生でやらなければならないことは
何1つない」
2.よく生きるインフォメーション:
★7/10-23 よく生きるツアー@イギリスの参加者募集中!
・4/11-12  天職創造セミナー(神奈川・藤野)
・4/24-26  アクティブ・ホープ・ワークショップ(長野・女神山)
・5/9-10 天職創造セミナー(神奈川・藤野)
・6/27-28 天職創造セミナー(神奈川・藤野)
3.よく生きるリソース:「神さまとのおしゃべり」
  さとうみつろう(ワニブックス)
4.編集後記

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

1.よく生きるコラム 「人生でやらなければならないことは
何1つない」

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

前回のよく生きるコラムで「本当の責任とは何か」について書きま
した。そして、それは今自分が置かれている状況に対して、自分が
どのように反応するかを選べる力、すなわち「応える力」だと述べ
ました。さらに、それは「やらなければならないこと」ではなく、
あくまで「選択の自由」を前提としたものだと付け加えました。
今回のコラムは、いわばその「続編」とも言えるもので、「本当の
責任とは何か」をさらに掘り下げたものだととらえていただければ
と思います。

さて、「人生でやらなければならないことは何1つない」という
言葉を読んで、皆さんの中にはどのような反応が起きましたか?
もしも「そんなことはない!」という考えが咄嗟に浮かんできたと
したら、それは反応ではなく、「反射(Reaction)」かもしれません。
反応と反射の違いは、それを本人が選んでいるかどうかにあります。
それはともかくとして、本当に人生でやらなければならないこと
ってあるのでしょうか?「だって、仕事には行かなければならない
し、子供の面倒は見なければならないし、家事もやらなければなら
ないじゃないですか」という反論がすぐに返ってきそうですね。

しかし、考えてみてください。これらのことを「やらなければなら
ない」と言うことは、「本当はやりたくないけど、自分にはやる
という選択肢しかない」と言っているのと同じであり、それは自ら
の「応える力」を否定した、まさに「無責任」な考え方だと言える
のではないでしょうか?奴隷制の時代ならいざ知らず、誰もあなた
に何をやるかを強制できる人はいないはずです。それでもやると
したら、それはあなたがそれをやることを選んでいるということ
であって、それは誰のせいでもありません。結局のところ、「やる
か、やらないか」だけであって、人生にそもそも「やらなければ
ならないこと」なんて何1つないと私が考える理由はここにあり
ます。「やりたくないことをやること」を責任ととらえてしまうと、
自分が置かれた状況に対して自分ではどうすることもできない無力
な犠牲者をたくさん生み出すことになりかねません。

こういうふうに書いても、「じゃあ、仕事に行ったり、子供の面倒
を見たり、家事をやったりしなくてもいいんですか?」という疑問
がまだ消えない人がいるかもしれませんね。もちろん、構いません。
ただし、その結果起こることを引き受ける覚悟があればの話ですが。
どんな選択をしたとしても、それには必ず何らかの結果が伴います。
その結果を引き受ける覚悟さえあれば、実際のところ、どんな選択
をすることだって可能だと思うのです。そういう覚悟ができない
から、「やらなければならない」とあたかもそれをやるのが自分の
意志ではないかのような言い方を私たちはしてしまうのではない
でしょうか?

このように、本当の責任には覚悟が伴います。自分が今置かれた
状況に対してどう応えるかを自分で選択する、そしてその選択の
結果起こることを自分が引き受ける。それが本当の責任であって、
決してその選択や結果を誰かのせいにすることではありません。
それこそ、まさに「責任転嫁」です。他人のせいにすることは楽
かもしれませんが、それはよく生きることにはつながりません。
よく生きるためには、本来他人に譲り渡したり、押し付けたりする
ことができないこの責任というものを再び自分の手に取り戻すこと
が必要なのではないでしょうか?
(榎本 英剛)

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

2.よく生きるインフォメーション

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<<よく生きる研究所主催もしくは共催イベント>>

★★「よく生きるツアー@イギリス」参加者募集中!★★
http://kokucheese.com/event/index/261263/
※ツアーについてより詳しい話を聞きたいという方のために、以下
の日程でスカイプ説明会を開催します。
4月5日(日)、19日(日) いずれも19:30-21:30
http://kokucheese.com/event/index/261262/

【天職創造セミナー】<満員御礼!>
・日程:4月11日(土)・12日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/261407/

【アクティブ・ホープ・ワークショップ】<残席少なし!>
・日程:4月24日(金)~26日(日)
・会場:長野県・上田 女神山ライフセンター
・参加費:65,000円 
・定員:30名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/242476/

【天職創造セミナー】<残席少なし!>
・日程:5月9日(土)・10日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/246179/

【天職創造セミナー】
・日程:6月27日(土)・28日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/256689/

<<その他、榎本が登壇もしくは講師を担当するイベント>>

【内なるトランジション】
・日程:4月13日(月) 19:00-21:30
・会場:東京都・国立 アグレアブル・ミュゼ
・参加費:2,000円
・定員:30名
・主催:MANAHOUSE
・詳細・お申し込み:http://manahouse.jp/news/1353.html

【~『レジリエンスとは何か』出版記念~「レジリエンス」シンポジウム】
・日程:4月28日(火) 18:45-21:00
・会場:東洋経済新報社/社団法人経済倶楽部ホール
・参加費:3,000円(本とセットの場合は4,500円)
・定員:約150名
・主催:幸せ経済社会研究所
・詳細・お申し込み:http://ishes.org/news/2015/inws_id001559.html

【アクティブ・ホープ・リトリートin Hawaii】
・日程:5月29日(金)~6月3日(水)
・会場:ハワイ島コナ
・参加費:298,000円(ハワイ島までの往復航空券代は含みません)
・定員:18名
・主催:アクティブ・ホープ・リトリートin Hawaii実行委員会
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/266171/

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3.よく生きるリソース 「神さまとのおしゃべり」
      (さとう みつろう著 ワニブックス)

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本書は自己啓発の分野で「笑えるスピリチュアル」という人気ブログ
を書いているさとうみつろう氏による初の著書。500ページを超える
厚い本ですが、主人公「みつろう」と神さまとの対話形式で進むので
読みやすい本です。失礼ながら、安っぽいマンガのようなやりとりが
続くので最初は少し辟易しましたが、よく読んでみると、内容的には
かなり深いことが書かれていました。むしろ、そういう俗っぽい感じ
の文章だからこそ、かなりスピリチュアルなことが書かれていても、
読者として受け取りやすいのかもしれないし、それがもしかしたら
著者のねらいなのかもしれないと感じました。

ごくごく平凡なサラリーマンで2児の父親である主人公のみつろうが
ある日、上司に勧められて始めた瞑想をやっている最中、神さまと
名乗る存在に「幸せになりたいんだろう?」と声をかけられたところ
からこの対話は始まります。そして、なぜ人は幸せになれないのか、
どうしたら幸せになれるのかを説得力のある語り口でささやかれて
いるうちに、最初は反発していたみつろうもいつしか心を開いていき
ます。

本書のメッセージの一番のミソは、冒頭でいきなり語られる「すべて
の願いはすでに叶っている」ということであり、もしそうでないと
感じられるならば、それは潜在意識の中の固定観念が原因であり、
それを変えない限り現実は変わらないということでしょう。現実とは
自分の固定観念を映す鏡のようなものであるにもかかわらず、私たち
は自分を変えずに鏡の方を変えようと必死になっている。そのことを
著者は「鏡は先に笑わない」という実に明快な言葉で言い抜いて
います。

今回のコラムで書いたことと関連づけるならば、これは今自分が置か
れている状況(=現実)をそもそも生み出したのは自分であり、それ
を生み出した自分の意識についても「責任」を持つということでは
ないかと思います。コラムは、主に行動レベルでの責任を想定して
書きましたが、本書に書かれているような意識レベルでの責任、すな
わち自分はどんな意識を選択し、その結果として現れた目の前の現実
をどれだけの覚悟をもって引き受けるかということも次のステップ
として確実にあるなと感じました。

最後に、「すべての願いはすでに叶っている」ということに気づい
たら、そこには自然と感謝の気持ちが湧いてくるはずであり、その
感謝こそが幸せになるための最大の秘訣であるというメッセージで
本書を締め括っているのは、個人的に大いに共感するところがあり
ました。

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4.編集後記

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今号で15号を数える「よく生きる通信」ですが、最近購読を始め
られた方から「バックナンバーを読みたい」という、ありがたい
ご要望をいただきました。そこで、バックナンバー専用のブログを
作成し、今後新しい号が発行される度にそのブログにアップしていく
ことにしました。

以下のリンクからご覧いただけますので、特に過去の「よく生きる
コラム」や「よく生きるリソース」にご興味のある方は、ぜひ覗いて
みてください。どうぞよろしくお願いいたします!
http://yokuikiru-kenkyusho.blogspot.jp/

(発行責任者: よく生きる研究所 榎本 英剛)

※この通信は、これまでよく生きる研究所のイベントにご参加
いただいた方、およびホームページ等を通じて読者登録をして
いただいた方にお送りしています。

なお、万が一このようなメルマガが送られてくるお心当たりがない方、
あるいは心当たりはあるが購読を希望しないという方は、恐れ入り
ますが、以下のリンクをクリックして購読を解除していただければ
幸いです。
http://accessmail.jp/z.php3?pk=UIdxdBdi&em=info@yokuikiru.jp

お問い合わせ:info@yokuikiru.jp

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