2015年8月28日金曜日

よく生きる通信 Vol.17「計画しない生き方」

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         ★よく生きる通信 vol.17★
           2015年8月号
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皆さん、こんにちは。
よく生きる研究所の榎本英剛です。

ここのところめっきり涼しくなり、急に秋の訪れを感じるように
なりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

私の方は、先月イギリスのフィンドホーン、そしてトットネスを
訪れる「よく生きるツアー」を初めて実施し、終了後家族とともに
3週間かけて、車でヨーロッパ各国をめぐってきて、先週ようやく
日本に戻ってきたところです。

さて、「よく生きる通信」のVol.17お届けします。
ぜひお目通しください♪

★今号のContents★

1.よく生きるコラム:「計画しない生き方」
2.よく生きるインフォメーション:
・10/3-4   天職創造セミナー(神奈川・藤野)
・10/23-25  アクティブ・ホープ・ワークショップ(長野・女神山)
・12/19-20  天職創造セミナー(神奈川・藤野)
3.よく生きるリソース:「その幸運は偶然ではないんです!」
ジョン・クランボルツ+アル・レヴィン著(ダイヤモンド社)
4.編集後記

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1.よく生きるコラム 「計画しない生き方」

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私たちは計画を立てることをことさら重視する世の中に生きています。
それが事業の計画であれ、人生の計画であれ、旅行の計画であれ、
まず計画を立てなければ何事もできない、そしていい計画なくしては
何事も成し得ない、そんな考え方があたかも当たり前のことのように
共有されています。でも、はたして本当にそうなのでしょうか?

そもそも、人はなぜ計画を立てるのでしょうか?それは、未来を自分
の思い通りにしたいという欲望から来ているのではないでしょうか?
残念ながら、未来というのは本来、思い通りにならないものです。
その本来思い通りにならないものをコントロールしようとするのは、
根底に恐れの気持ちがあるからではないでしょうか?

常に恐れの気持ちを抱きながら物事を進めなくてはいけないとしたら、
それはしんどいですし、創造力も働きません。また、恐れを抱いて
いると、人は視野が狭くなり、柔軟性も失うので、何か予想外のこと
が起きた時、それに建設的に反応できず、その中に潜む可能性を
見出すこともできません。実際、「計画通り」ではない出来事の中に、
その事業にとって、あるいはその人の人生にとってさらなる可能性を
もたらしてくれる種が隠れていることがあるのです。

その一つの例として思い出すのが、私が立ち上げたCTIジャパンという
コーチング・プログラムを提供する会社で、新たにシステム・コーチ
ングというプログラムを提供することを「計画」した時のことです。
当時、そのプログラムはCTIジャパンの提携先である米国CTIが提供
していたので、私たちとしてはそのままCTIジャパンで提供すべく準備
をしていました。ところが、その過程で、米国CTIとそのシステム・
コーチングのプログラムを開発した米国CRRの間で交わされていた
販売代理契約が突如として解約され、CTIジャパンではシステム・
コーチングのプログラムが提供できなくなってしまったのです。
まさに完全なる「計画倒れ」です。しかし、その出来事を逆に活かす
方法を仲間たちとともに模索した結果、CRRジャパンという会社を
別に立ち上げ、さらに両社をつなぐ架け橋としてウエイクアップ
という親会社をほぼ同時に立ち上げました。要するに、子が親を生む、
という普通では考えられないことをやったわけです。これはある意味、
システム・コーチングのプログラムを提供するための「窮余の策」
だったわけですが、その結果としてウエイクアップが生まれたことで、
米国のCTIにもCRRにも縛られない新たな事業やサービスを提供すると
いう、当初の計画にはなかった新しい可能性がもたらされたのです。

以上は、事業というレベルにおける話ですが、個人の人生においても
これと同じようなことは起こり得ます。私は仕事においても、プライ
ベートにおいても、ほとんど計画らしき計画を立てません。立てた
としても非常にざっくりとしたものです。「将来の計画は?」と
聞かれることがよくありますが、「特にありません」と答えると
たいてい驚いた顔をされます。計画がなくても別に困ることはあり
ませんし、常にその瞬間瞬間起きていることから次のステップを
見出していくので、予想外のことが起きても比較的冷静に受け止める
ことができます。

こうした生き方の利点は、心理的な安定が得られること、変化に柔軟
に対応できること以外にもいろいろあります。たとえば、意外性。
計画を立てる時にはある程度未来を予測するのが常ですが、計画
しないということは未来を予測しないので、つねに意外性があります。
そして、何が起きてもそこから新たな可能性を引き出すことができる
という気持ちさえあれば、意外性がある方が計画通り物事が進むより
もむしろドラマチックで楽しいものです。

私は計画を立てること自体が悪いとか、必要ないと言っているわけ
ではありません。いい計画は望ましい未来を実現するための道しるべ
となり得ます。ただし、変化の激しいこの時代において、一度立てた
計画を金科玉条のごとく奉ってそれにしがみついていると、変化の
中の福音を取り逃すことになりかねません。「朝令暮改」という言葉
は一般的にマイナスの意味で使われますが、上記のことを考えると、
むしろそれくらい計画を柔軟にとらえた方がいいのかもしれません。
計画はあくまで計画ということで、いつでも手放せるよう心の準備
をしておきたいものです。
(榎本 英剛)

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2.よく生きるインフォメーション

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<<よく生きる研究所主催もしくは共催イベント>>

【天職創造セミナー】<残席あとわずか!>
・日程:10月3日(土)・4日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/304932/

【アクティブ・ホープ・ワークショップ】<絶賛募集中!>
・日程:10月23日(金)~25日(日)
・会場:長野県・上田 女神山ライフセンター
・参加費:65,000円 
・定員:24名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/304935/

【天職創造セミナー】<絶賛募集中!>
・日程:12月19日(土)・20日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/304933/

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3.よく生きるリソース 「その幸運は偶然ではないんです!」
 (ジョン・クランボルツ+アル・レヴィン著 ダイヤモンド社)

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著者の一人、ジョン・クランボルツ氏は「プランド・ハップン
スタンス(Planned Happenstance)」と彼が呼ぶ異色のキャリア理論で
知られるキャリアカウンセリングの分野の大家です。氏とは直接
お目にかかったことはありませんが、そのお名前と考え方は今から
15年ほど前、私がこの本の訳者である慶応大学の花田光世教授たちと
キャリアリソースラボラトリーの活動を一時期ご一緒させていただ
いていた時によく耳にしました。

「プランド・ハップンスタンス」とはそのまま訳すと「計画された
偶然」という意味になります。これはどういうものというと、
キャリアの形成において、自分や周りの環境をしっかり分析して、
用意周到な計画を立て、それを確実に実行していくという従来の
やり方とは異なり、むしろ積極的に偶然が起こるように周りに働き
かけ、その偶然を活用してチャンスをつかむというやり方です。

この本では、その理論というよりも、こうしたプランド・ハップン
スタンス的なやり方で実際にキャリアを形成した人たちの事例を
数多く取り上げ、従来的なやり方よりもいかに効果的かということ
を伝えています。取り上げられる事例はもちろんアメリカの事例
なのですが、もしも日本の事例が知りたいという方は、この考え方
に触発され、知人の所由紀さんが書かれた『偶キャリ。』(経済界、
2005年)をぜひご参照ください。実は、この本には偶然からキャリア
をつくった人として10人ほど紹介されているのですが、そのうちの
一人として私が取り上げられています。その時自分が言ったことが
書き出しのタイトルにもなっているのですが、「デザイン通りに
生きるのではなく、生きながらデザインする」ということ。その考え
は今もまったく変わっていません。

今回のコラムで取り上げた「計画しない生き方」がキャリアデザイン
やライフデザインという観点から見た時に具体的にどのように表れる
のかにご興味がある人はぜひこれらの本を手に取ってみてください。

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4.編集後記

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実は冒頭で書いたヨーロッパの家族旅行においても、今回のテーマ
である「計画しない癖」が存分に発揮されました。パリでレンタカー
をして、おおまかに行きたいところはあったものの、まったく土地勘
のない異国で、しかも家族を連れて実際どこまで行けるかはまったく
わからず、宿の予約もその前日までせず、毎日明日はどこへ行こうか
という感じで決めて動きました。

それこそ用意周到な準備など何もしていないので、まったく予想も
しなかったようなハプニングがいろいろ起こりましたが、同時に
意外な喜びもたくさん味わいました。そして、何よりもよかったと
思うのは、そういうハプニングを家族とともに乗り越えることで、
より家族との絆が深まり、家族としての強さを身につけたような
感じがすることです。帰国してからの話題もどこへ行ったとか、
何がきれいだったということよりも、なぜかそうしたハプニングに
関することばかりです。

人生はよく旅にたとえられますが、人生においても、やはり後で
振り返った時に一番心に残っているのは、計画通り物事が進んだこと
よりも、もしかしたらそういう予想もつかないような意外な出来事
なのかもしれませんね。

(発行責任者: よく生きる研究所 榎本 英剛)

※この通信は、これまでよく生きる研究所のイベントにご参加
いただいた方、およびホームページ等を通じて読者登録をして
いただいた方にお送りしています。

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からご覧いただくことができます。
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あるいは心当たりはあるが購読を希望しないという方は、恐れ入り
ますが、以下のリンクをクリックして購読を解除していただければ
幸いです。
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2015年6月15日月曜日

よく生きる通信 Vol.16 「力の出る物語を生きる」

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         ★よく生きる通信 vol.16★
           2015年6月号
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皆さん、こんにちは。
よく生きる研究所の榎本英剛です。

ついに関東地方も梅雨入りし、雨の多い季節となりましたが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

私の方は、先月から今月にかけて、中国およびハワイで立て続けに
開催した約1週間のプログラムが終わり、ようやく少し落ち着いた
ところです。

さて、「よく生きる通信」のVol.16をお届けします。
ぜひお目通しください♪

★今号のContents★

1.よく生きるコラム:「力の出る物語を生きる」
2.よく生きるインフォメーション:
・10/3-4   天職創造セミナー(神奈川・藤野)
・10/23-25  アクティブ・ホープ・ワークショップ(長野・女神山)
・12/19-20  天職創造セミナー(神奈川・藤野)
3.よく生きるリソース:「未来が見えなくなったとき、僕たちは
何を語ればいいのだろう?」
ボブ・スティルガー著(英治出版)
4.編集後記

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1.よく生きるコラム 「力の出る物語を生きる」 

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私たちは現実を生きているようで、実はそうではありません。では、
何を生きているのか?それは物語を生きているのです。ここで
「物語」というのは、平たく言うと、現実で起きていることを
どう解釈しているか、どう意味づけしているか、ということです。
私たちは現実を見ているようで、実はつねに自分なりの解釈という
レンズを通してそれを見ているわけです。

そのこと自体はいいことでも悪いことでもありません。人間とは
そういう生き物です。第2次世界大戦の時代を生きた精神科医の
ヴィクトール・フランクルは「人間は意味を求める動物だ」と
言ったそうです。ただ、その意味づけの仕方、解釈の仕方が自分に
とって役に立つ場合と立たない場合があります。役に立つか立た
ないかというのは、別の言い方をすれば、その解釈や意味づけが
自分に力を与えてくれるのか、それとも逆に自分から力を奪うのか、
ということです。

わかりやすい例を挙げれば、何らかの試練に直面したときに、
それを「成長のチャンス」ととらえるか、それとも「何かを失う
危機」ととらえるかで自分の力の出具合が変わってくることは、
おそらく想像に難くないでしょう。要するに、これは同じ現実に
対して複数の物語が存在するということであり、どうせ生きるの
であれば力の出る物語を生きた方がいいと思うわけです。ただ、
どのような物語がその人に力を与えるかは、人によって異なります。
上の例で、「試練=成長のチャンス」ととらえた方が力の出る人も
いれば、「試練=何かを失う危機」ととらえた方が力の出る人も
いるでしょう。大事なことは、どのような物語が自分に力を与える
かを知り、その物語を意識的に選択し続けることだと思います。

そうやって、自分にとって力の出る物語を意識的に生きるように
なると、不思議なことが起き始めます。それは、その物語に合う
ような現実を引き寄せるようになるのです。そして、人はその物語
に対する確信をますます深めていくのです。これは心理学の世界
では「ピグマリオン効果」あるいは「自己成就予言」、一般的には
「引き寄せの法則」と呼ばれるものです。怖いのは、この現象は
いい方にも悪い方にも両方働くことです。つまり、自分にとって
力の出る物語が上記のような「正の循環」で回り始めるのは誰に
とっても歓迎すべきことでしょうが、逆に力の出ない物語が回り
始めるとなかなかそこから抜け出せなくなってしまいます。

ことほどさように、自分の中にある内なる物語は大きなパワーを
持っており、その人の人生に大きな影響を及ぼします。まずはその
パワーを認識し、自分の中を流れる物語に自覚的になることが、
よく生きるための出発点になるでしょう。はたしてあなたは今、
自分が身を置いている現実にどのような意味づけをしていますか?
そして、それはあなたに力を与えていますか、それともあなたから
力を奪っていますか?
(榎本 英剛)

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2.よく生きるインフォメーション

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<<よく生きる研究所主催もしくは共催イベント>>

【天職創造セミナー】<満員御礼!>
・日程:6月27日(土)・28日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
※キャンセル待ちをご希望の方はinfo@yokuikiru.jpまで直接
ご連絡ください。

【天職創造セミナー】<NEW!>
・日程:10月3日(土)・4日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/304932/

【アクティブ・ホープ・ワークショップ】<早割価格で提供中!>
・日程:10月23日(金)~25日(日)
・会場:長野県・上田 女神山ライフセンター
・参加費:65,000円(7月10日までにお申込&お振込いただいた
場合は55,000円) 
・定員:24名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/304935/ 

【天職創造セミナー】<NEW!>
・日程:12月19日(土)・20日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/304933/ 

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3.よく生きるリソース 「未来が見えなくなったとき、僕たちは
何を語ればいいのだろう」
      (ボブ・スティルガー著 英治出版)

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著者のボブ・スティルガー氏は出会った5年前から私が親しくお付き
合いさせていただいている友人で、価値観やビジョンを共有する
同志でもあります。たまたま、米国サンフランシスコにある
California Institute of Integral Studies (略称CIIS)
という大学院の同窓であったというご縁もあり、年齢は彼の方が
私より一回り以上、上であるにも関わらず、ずっと昔からの友人で
あったかのように、彼がアメリカから来日する度にお互いどんなに
忙しくても必ず1回は会って、毎回深い対話を重ねてきました。 その対話の中心的なテーマは、「震災後の日本はいかにあるべき か?」「そして、そのために自分たちに何ができるのか?」という ことでした。ボブはアメリカ人であるにもかかわらず、こうした 問いに、ある意味日本人である私たち以上に真摯に向き合ってきた 人であり、何よりそういう問いを抱えて生きている多くの人たちの 物語に深く耳を傾けてきた人です。 本書はそんなボブのこの4年余りにわたる旅の軌跡であり、その旅路 の中で紡がれた彼自身の、そして彼が出会った多くの人たちの物語 を綴ったものです。コミュニティ・デベロップメント(地域開発) の仕事に長く携わってきた彼は、日本全国、呼ばれるところに赴いて は、新しい未来を創る種は私たちのような普通の人たちの中にあり、 その人たちが自分や自分の周りの人たちと真摯に向き合って、対話 を重ねることでその種が芽吹き、やがて実を結んでいくことを地道に 伝え続けています。ある意味で、彼はコミュニティ単位で「力の出る 物語」を紡ぐという活動をしてきたとも言えるでしょう。 ちなみに、本書はボブにとって初の著作となります。初の著作が日本 で、しかも日本語で出版されるというのも、30年来日本と関わって きて日本を心から愛するボブらしい展開だと思います。まず、彼が 英語で書いた文章を訳者の方が日本語にしたものが本書ですが、 きっと訳者の方や編集者の方にボブの想いが乗り移ったのでしょう、 あたかもボブが書いているかのような文章になっていることに感動 を覚えました。内容的に深く共感すると同時に、短いですが、ボブ と私が交わした対話も一部登場することもあり、なんとなく他人の本 とは思えない、そんな一冊です。 ◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇ 4.編集後記 ◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇ 昨年11月から仲間とともに取り組んできた『アクティブ・ホープ』 日本語版出版プロジェクトで、目標としてきた1000冊の購入予約 を期限であった5月末を前に無事達成することができ、心からホッと しています。このメルマガの読者である皆さんの中にも、ご協力 いただいた方がたくさんいらっしゃると思いますので、この場を 借りて厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました! まだご購入いただいてない方で、ご興味のある方は引き続き購入 予約を受け付けておりますので、以下のサイトからお申し込み いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします! http://activehope.jp/ (発行責任者: よく生きる研究所 榎本 英剛) ※この通信は、これまでよく生きる研究所のイベントにご参加 いただいた方、およびホームページ等を通じて読者登録をして いただいた方にお送りしています。 ※この通信のバックナンバーをご覧になりたい方は、以下のリンク からご覧いただくことができます。 http://yokuikiru-kenkyusho.blogspot.jp/ なお、万が一このようなメルマガが送られてくるお心当たりがない方、 あるいは心当たりはあるが購読を希望しないという方は、恐れ入り ますが、以下のリンクをクリックして購読を解除していただければ 幸いです。 %%del%% お問い合わせ:info@yokuikiru.jp ◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

 

2015年4月5日日曜日

よく生きる通信Vol.15 「人生でやらなければならないことは何1つない」

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         ★よく生きる通信 vol.15★
           2015年4月号
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皆さん、こんにちは。
よく生きる研究所の榎本英剛です。

桜も咲いて、いよいよ入学式の季節ですね。この時期は新年とは
またちょっと違った感じのフレッシュな雰囲気が漂うので、私は
大好きです。

さて、2ヶ月ぶりの「よく生きる通信」をお届けします。
ぜひお目通しください♪

★今号のContents★

1.よく生きるコラム:「人生でやらなければならないことは
何1つない」
2.よく生きるインフォメーション:
★7/10-23 よく生きるツアー@イギリスの参加者募集中!
・4/11-12  天職創造セミナー(神奈川・藤野)
・4/24-26  アクティブ・ホープ・ワークショップ(長野・女神山)
・5/9-10 天職創造セミナー(神奈川・藤野)
・6/27-28 天職創造セミナー(神奈川・藤野)
3.よく生きるリソース:「神さまとのおしゃべり」
  さとうみつろう(ワニブックス)
4.編集後記

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1.よく生きるコラム 「人生でやらなければならないことは
何1つない」

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

前回のよく生きるコラムで「本当の責任とは何か」について書きま
した。そして、それは今自分が置かれている状況に対して、自分が
どのように反応するかを選べる力、すなわち「応える力」だと述べ
ました。さらに、それは「やらなければならないこと」ではなく、
あくまで「選択の自由」を前提としたものだと付け加えました。
今回のコラムは、いわばその「続編」とも言えるもので、「本当の
責任とは何か」をさらに掘り下げたものだととらえていただければ
と思います。

さて、「人生でやらなければならないことは何1つない」という
言葉を読んで、皆さんの中にはどのような反応が起きましたか?
もしも「そんなことはない!」という考えが咄嗟に浮かんできたと
したら、それは反応ではなく、「反射(Reaction)」かもしれません。
反応と反射の違いは、それを本人が選んでいるかどうかにあります。
それはともかくとして、本当に人生でやらなければならないこと
ってあるのでしょうか?「だって、仕事には行かなければならない
し、子供の面倒は見なければならないし、家事もやらなければなら
ないじゃないですか」という反論がすぐに返ってきそうですね。

しかし、考えてみてください。これらのことを「やらなければなら
ない」と言うことは、「本当はやりたくないけど、自分にはやる
という選択肢しかない」と言っているのと同じであり、それは自ら
の「応える力」を否定した、まさに「無責任」な考え方だと言える
のではないでしょうか?奴隷制の時代ならいざ知らず、誰もあなた
に何をやるかを強制できる人はいないはずです。それでもやると
したら、それはあなたがそれをやることを選んでいるということ
であって、それは誰のせいでもありません。結局のところ、「やる
か、やらないか」だけであって、人生にそもそも「やらなければ
ならないこと」なんて何1つないと私が考える理由はここにあり
ます。「やりたくないことをやること」を責任ととらえてしまうと、
自分が置かれた状況に対して自分ではどうすることもできない無力
な犠牲者をたくさん生み出すことになりかねません。

こういうふうに書いても、「じゃあ、仕事に行ったり、子供の面倒
を見たり、家事をやったりしなくてもいいんですか?」という疑問
がまだ消えない人がいるかもしれませんね。もちろん、構いません。
ただし、その結果起こることを引き受ける覚悟があればの話ですが。
どんな選択をしたとしても、それには必ず何らかの結果が伴います。
その結果を引き受ける覚悟さえあれば、実際のところ、どんな選択
をすることだって可能だと思うのです。そういう覚悟ができない
から、「やらなければならない」とあたかもそれをやるのが自分の
意志ではないかのような言い方を私たちはしてしまうのではない
でしょうか?

このように、本当の責任には覚悟が伴います。自分が今置かれた
状況に対してどう応えるかを自分で選択する、そしてその選択の
結果起こることを自分が引き受ける。それが本当の責任であって、
決してその選択や結果を誰かのせいにすることではありません。
それこそ、まさに「責任転嫁」です。他人のせいにすることは楽
かもしれませんが、それはよく生きることにはつながりません。
よく生きるためには、本来他人に譲り渡したり、押し付けたりする
ことができないこの責任というものを再び自分の手に取り戻すこと
が必要なのではないでしょうか?
(榎本 英剛)

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2.よく生きるインフォメーション

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<<よく生きる研究所主催もしくは共催イベント>>

★★「よく生きるツアー@イギリス」参加者募集中!★★
http://kokucheese.com/event/index/261263/
※ツアーについてより詳しい話を聞きたいという方のために、以下
の日程でスカイプ説明会を開催します。
4月5日(日)、19日(日) いずれも19:30-21:30
http://kokucheese.com/event/index/261262/

【天職創造セミナー】<満員御礼!>
・日程:4月11日(土)・12日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/261407/

【アクティブ・ホープ・ワークショップ】<残席少なし!>
・日程:4月24日(金)~26日(日)
・会場:長野県・上田 女神山ライフセンター
・参加費:65,000円 
・定員:30名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/242476/

【天職創造セミナー】<残席少なし!>
・日程:5月9日(土)・10日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/246179/

【天職創造セミナー】
・日程:6月27日(土)・28日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/256689/

<<その他、榎本が登壇もしくは講師を担当するイベント>>

【内なるトランジション】
・日程:4月13日(月) 19:00-21:30
・会場:東京都・国立 アグレアブル・ミュゼ
・参加費:2,000円
・定員:30名
・主催:MANAHOUSE
・詳細・お申し込み:http://manahouse.jp/news/1353.html

【~『レジリエンスとは何か』出版記念~「レジリエンス」シンポジウム】
・日程:4月28日(火) 18:45-21:00
・会場:東洋経済新報社/社団法人経済倶楽部ホール
・参加費:3,000円(本とセットの場合は4,500円)
・定員:約150名
・主催:幸せ経済社会研究所
・詳細・お申し込み:http://ishes.org/news/2015/inws_id001559.html

【アクティブ・ホープ・リトリートin Hawaii】
・日程:5月29日(金)~6月3日(水)
・会場:ハワイ島コナ
・参加費:298,000円(ハワイ島までの往復航空券代は含みません)
・定員:18名
・主催:アクティブ・ホープ・リトリートin Hawaii実行委員会
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/266171/

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3.よく生きるリソース 「神さまとのおしゃべり」
      (さとう みつろう著 ワニブックス)

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本書は自己啓発の分野で「笑えるスピリチュアル」という人気ブログ
を書いているさとうみつろう氏による初の著書。500ページを超える
厚い本ですが、主人公「みつろう」と神さまとの対話形式で進むので
読みやすい本です。失礼ながら、安っぽいマンガのようなやりとりが
続くので最初は少し辟易しましたが、よく読んでみると、内容的には
かなり深いことが書かれていました。むしろ、そういう俗っぽい感じ
の文章だからこそ、かなりスピリチュアルなことが書かれていても、
読者として受け取りやすいのかもしれないし、それがもしかしたら
著者のねらいなのかもしれないと感じました。

ごくごく平凡なサラリーマンで2児の父親である主人公のみつろうが
ある日、上司に勧められて始めた瞑想をやっている最中、神さまと
名乗る存在に「幸せになりたいんだろう?」と声をかけられたところ
からこの対話は始まります。そして、なぜ人は幸せになれないのか、
どうしたら幸せになれるのかを説得力のある語り口でささやかれて
いるうちに、最初は反発していたみつろうもいつしか心を開いていき
ます。

本書のメッセージの一番のミソは、冒頭でいきなり語られる「すべて
の願いはすでに叶っている」ということであり、もしそうでないと
感じられるならば、それは潜在意識の中の固定観念が原因であり、
それを変えない限り現実は変わらないということでしょう。現実とは
自分の固定観念を映す鏡のようなものであるにもかかわらず、私たち
は自分を変えずに鏡の方を変えようと必死になっている。そのことを
著者は「鏡は先に笑わない」という実に明快な言葉で言い抜いて
います。

今回のコラムで書いたことと関連づけるならば、これは今自分が置か
れている状況(=現実)をそもそも生み出したのは自分であり、それ
を生み出した自分の意識についても「責任」を持つということでは
ないかと思います。コラムは、主に行動レベルでの責任を想定して
書きましたが、本書に書かれているような意識レベルでの責任、すな
わち自分はどんな意識を選択し、その結果として現れた目の前の現実
をどれだけの覚悟をもって引き受けるかということも次のステップ
として確実にあるなと感じました。

最後に、「すべての願いはすでに叶っている」ということに気づい
たら、そこには自然と感謝の気持ちが湧いてくるはずであり、その
感謝こそが幸せになるための最大の秘訣であるというメッセージで
本書を締め括っているのは、個人的に大いに共感するところがあり
ました。

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4.編集後記

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

今号で15号を数える「よく生きる通信」ですが、最近購読を始め
られた方から「バックナンバーを読みたい」という、ありがたい
ご要望をいただきました。そこで、バックナンバー専用のブログを
作成し、今後新しい号が発行される度にそのブログにアップしていく
ことにしました。

以下のリンクからご覧いただけますので、特に過去の「よく生きる
コラム」や「よく生きるリソース」にご興味のある方は、ぜひ覗いて
みてください。どうぞよろしくお願いいたします!
http://yokuikiru-kenkyusho.blogspot.jp/

(発行責任者: よく生きる研究所 榎本 英剛)

※この通信は、これまでよく生きる研究所のイベントにご参加
いただいた方、およびホームページ等を通じて読者登録をして
いただいた方にお送りしています。

なお、万が一このようなメルマガが送られてくるお心当たりがない方、
あるいは心当たりはあるが購読を希望しないという方は、恐れ入り
ますが、以下のリンクをクリックして購読を解除していただければ
幸いです。
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2015年2月5日木曜日

よく生きる通信 Vol.14「本当の責任」

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         ★よく生きる通信 vol.14★
           2015年2月号
◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

皆さん、こんにちは。
よく生きる研究所の榎本英剛です。

年が明けて早1ヶ月以上が経ちましたが、皆さんはどのようなスタートを
切られたのでしょうか?私は例年以上に密度の濃いスタートだったせいか、
もう何ヶ月も経ったような感じがしています。

さて、少し間が空いてしまいましたが、今年初めての「よく生きる通信」を
お届けします。ぜひお目通しください♪

★今号のContents★

1.よく生きるコラム:「本当の責任」
2.よく生きるインフォメーション:
★7/10-23 よく生きるツアー@イギリスを開催します!
・3/14-15 天職創造セミナー(神奈川・藤野)
・4/11-12  天職創造セミナー(神奈川・藤野)
・4/24-26  アクティブ・ホープ・ワークショップ(長野・女神山)
・5/9-10 天職創造セミナー(神奈川・藤野)
・6/27-28 天職創造セミナー(神奈川・藤野)
3.よく生きるリソース:「NVC」
マーシャル・ローゼンバーグ(日本経済新聞社)
4.編集後記

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

1.よく生きるコラム 「本当の責任」

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

今回は「責任」ということについて、私が考えていることを書いて
みたいと思います。皆さんは「責任」という言葉を聞くと、どんな
ふうに感じますか?何となく「重たい」感じがしないでしょうか?
もしそのように感じるとしたら、それは責任の本当の意味を理解
していない可能性があります。

「責任」を英語では「responsibility」と言いますが、これは
「response(反応)」と「ability(能力)」という2つの言葉
からできています。すなわち、責任とは「反応する能力」なのです。
何に反応するのか?それは、「今、自分が置かれている状況」です。
今、自分が置かれている状況にどのように反応するか、どのように
応えるかを自分で選ぶことができる力、それが本来「責任」という
言葉が意味していることなのです。

もしも責任をこのようにとらえると、世間で一般的に使われている
責任にはいくつか誤解があることがわかります。1つは、責任の
主語はつねに自分であるということ。別の言い方をすれば、自分が
責任をとることができるのは自分のことだけであって、他者の責任
をとることはできないということです。責任を「反応する能力」、
もしくはよりシンプルに「応える力」ととらえるなら、それぞれの
人が置かれている状況にどのように応えるかを選ぶことができる
のはただ1人、その本人だけということになります。ところが、
世間では「責任を他者に押し付ける」というような表現をよく耳に
します。つまり、責任をあたかも人から人へと手渡しできるモノ
かのようにとらえているわけですね。

もう1つは、責任は義務ではないということ。別の言い方をすると、
責任とは「やらなければならないこと」ではないということです。
ある状況に対してどのように応えるかを自分で選べる力が責任だと
するなら、そこには「選択の自由」があることが前提となります。
ところが、責任を義務ととらえ、「やらなければならないこと」と
とらえると、そこにはもはや選択の自由はありません。世間では、
よく「それはお前の責任だ」というような言い方を耳にしますが、
こうした表現は相手の選択する力をまったく尊重しておらず、ただ
の「押し付け」に過ぎません。責任という言葉を聞いて「重たい」
感じがする人は、もしかしたら責任を他者から押し付けられる義務
のようにとらえているのかもしれませんね。

本当に責任をとるためには、自由が必要です。よく「自由には責任
がともなう」という話を聞きますが、その逆、すなわち「責任には
自由がともなう」も真なりなのです。そしてまた、本当に責任を
とることは人を自由にします。責任を義務ととらえ、「やらなけれ
ばならないこと」ととらえると、人は「犠牲者」になります。一方、
どんな状況においても、それにどう応えるかは自分で選択すること
ができると知ることは、その人を犠牲者から解放します。
いかがでしょう。責任をこのようにとらえると、なんだかワクワク
してきませんか?
(榎本 英剛)

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2.よく生きるインフォメーション

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

<<よく生きる研究所主催もしくは共催イベント>>

★★来る7月、「よく生きるツアー@イギリス」を開催します!★★
「よく生きる」を地域レベルで実践しているイギリスの世界的な
エコビレッジ、フィンドホーンとトランジション・タウン発祥の地
トットネスを訪ね、これからの生き方を考える「よく生きるツアー」
を開催します。詳しくは以下のリンクをご覧ください。
http://kokucheese.com/event/index/261263/
※ツアーについてより詳しい話を聞きたいという方のために、以下
の日程で対面およびスカイプで説明会を開催します。
<対面>
3月1日(日),3月18日(水),4月9日(木)いずれも19:30-21:30
http://kokucheese.com/event/index/261219/
<スカイプ>
3月10日(火),3月22日(日),4月5日(日)いずれも19:30-21:30
http://kokucheese.com/event/index/261262/

【天職創造セミナー】
・日程:4月11日(土)・12日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/261407/

【アクティブ・ホープ・ワークショップ】
・日程:4月24日(金)~26日(日)
・会場:長野県・上田 女神山ライフセンター
・参加費:65,000円 
・定員:30名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/242476/

【天職創造セミナー】
・日程:5月9日(土)・10日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/246179/

【天職創造セミナー】
・日程:6月27日(土)・28日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/256689/

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3.よく生きるリソース 「NVC」
      (マーシャル・ローゼンバーグ著 日本経済新聞社)

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「NVC」というのは、「Non-Violent Communication」の頭文字を
とったもので日本語では「非暴力コミュニケーション」と呼ばれ
たりしているコミュニケーションの手法です。本書はこのNVCの
生みの親であるマーシャル・ローゼンバーグ博士が書いた、いわば
NVCのバイブルのような本です。
私はイギリスのフィンドホーンに住んでいた2005年にNVCに出会い、
それまでやってきたコーチングとはまた別の魅力を持つこの手法
に惹かれ、ローゼンバーグ博士自らがトレーナーとして関わった
ものも含め、多くのトレーニングに参加しました。

NVCの目的は自分や他者と深くつながることであり、そのためには
観察・感情・ニーズ・リクエストという4つの要素を意識した
コミュニケーションをとることが大切と言います。「観察」では、
評価・判断を一切交えずに現実をまっすぐに見つめ、「感情」
では、思考を一切交えずに純粋に自分や相手の心の中で起きて
いることを感じ、「ニーズ」では、その感情の奥にある、それぞれ
が大切にしていることを尊重し、「リクエスト」では、そのニーズ
を満たすために相手に何をしてほしいかを伝えます。それを意識
することで、相手の話をより共感的に聴くことができると同時に、
自分の考えや想いをより正直かつ率直に伝えることができるよう
になります。

とはいえ、どんな手法もそうですが、それを知ったからといって
すぐにできるようになるわけではありません。それができるように
なるためには日々のコミュニケーションの中で意識的に実践し、
失敗を繰り返しながら、徐々に身につけていくしかないでしょう。
本書はそうした実践のためのフレームワークについてわかりやすく
書かれています。

私は本書の日本語版があればいいなと思い、その企画を最初に
出版社に持ち込んだご縁で、現在NVCを日本に広げるべく真摯に
活動している人たちとつながり、昨年12月に日本で初めて行われた
国際集中トレーニング(IIT)に参加しました。イギリスから帰国
後、しばらくNVCから離れていましたが、久しぶりにその空気感に
触れて、改めて自分の感情やニーズを大切にしようと思いました。
機会があれば、ぜひ皆さんにも触れていただきたいと思います。

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4.編集後記

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

私は先週から内閣府が主催する「グローバル・リーダー養成事業」
にリーダーシップ担当の研修講師という立場で参加しています。
このプログラムは、日本および世界10か国から集められた18~30歳
の青年たちを対象に約1ヶ月にわたって、陸上研修・船上研修・
海外研修と場所を変えながら行われます。

現在は船上研修の真っただ中で、実はこのメルマガも日本丸という
船の上で書いています。本当は出発前に書きたかったのですが、
プログラムの準備で忙しく、今となってしまいました。
昨年秋のピースボート乗船に引き続いて、なぜか最近「船」づいて
ますが、まさに「乗りかかった船」ということで、最後まで次代を
担う世界各国の若者たちに対して自分ができることを精いっぱい
してきたいと思っています。
(発行責任者: よく生きる研究所 榎本 英剛)

※この通信は、これまでよく生きる研究所のイベントにご参加
いただいた方、およびホームページ等を通じて読者登録をして
いただいた方にお送りしています。

なお、万が一このようなメルマガが送られてくるお心当たりがない方、
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2014年11月20日木曜日

よく生きる通信 Vol.13「内なる声にしたがって生きる」

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         ★よく生きる通信 vol.13★
           2014年11月号
◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

皆さん、こんにちは。
よく生きる研究所の榎本英剛です。

昨年11月に「よく生きる通信」を発刊してから、ちょうど1年が
経ちました。「何事も1年は続けなければ」と思い、なんとか
スケジュールをやりくりして毎月1回のペースで発行を続けて
きましたが、1周年を機に、今後は不定期での発行とし、時間の
ある時に気軽に発行していこうと思います。

それでは、「よく生きる通信」の第13号をお届けします。
ぜひお目通しください♪

★今号のContents★

1.よく生きるコラム:「内なる声にしたがって生きる」
2.よく生きるインフォメーション:
・12/20-21 天職創造セミナー(神奈川・藤野)
3.よく生きるリソース:「ブーバーに学ぶ」
(斉藤啓一著 日本教文社)
4.編集後記

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

1.よく生きるコラム 「内なる声にしたがって生きる」

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

「よく生きる」とはどういうことか?と問われたとき、皆さん
だったらどう答えますか?もちろん、この問いには“正解”はなく、
人ぞれぞれの答えがあるわけですが、私はその1つの大事な要素
として、「内なる声にしたがって生きる」ということがあると
思っています。今回のコラムではこのことについて自分が考えて
いることを書いてみたいと思います。

「内なる声にしたがって生きる」と言った時に、まず出てくるのは
「内なる声」とは何か?という疑問だと思います。私たちの内側
には、つねにいろいろな声が流れていますが、私が「内なる声」と
呼んでいるものは、その中でもなぜだかわからないけど自分の中に
芽生えた、理由や理屈を超えた声を指しています。つまり、それは
心の深いところから湧いてくるような声であり、単なる直観とも
違って、いわば「魂の声」とも言えるようなものです。そういう
声は一度聞くとそう簡単に忘れられるようなものではなく、心の
どこかでずっと気になるような声です。さらに、その声は自分や
周りの人たちの常識や都合に反するようなものである場合が多く、
それにしたがうには何らかの「勇気ある選択や決意」が求められる
というのも大きな特徴です。

私がこのような声の存在を初めて認識したのは、29歳の時、それ
まで勤めていた会社を辞めてアメリカに留学しようかどうか迷って
いた時でした。まず、「留学したい」という想い自体が「内なる声」
だったのですが、会社を辞めるというリスクを背負ってまでその声
にしたがうかどうか決めかねている時、自分の中に湧いてきたのは、
「理由なく何かをやりたいという気持ちは神様に与えられた贈り
ものに違いない」という声でした。キリスト教徒でも何でもない私
に、なぜこのような声が聞こえたのかいまだによくわかりませんが、
その声こそが結果的に私の決断を後押ししてくれたのです。以来、
私は人生の要所要所でこのような声を聞くことになるのですが、
その度に人生の舵を大きく切ってきました。おかげでずいぶん波乱
万丈な人生を生きる羽目になりましたが(笑)。

では、なぜそこまでして私は自分の「内なる声」にこだわるのか?
そして、なぜ内なる声にしたがうことが「よく生きる」こととつな
がるのか?「よく生きる」ためには、まずもって「自分らしく」
生きることが大前提だと私は考えています。そして、自分らしく
生きるためには、他の誰でもなく、自分自身の人生を生きる必要が
あり、それには自分の中のもっとも「自然な」部分を大事にする
しかないと考えているからです。

頭が考えることというのは、それまで自分が学び身につけてきた
知識や考え方にどうしても縛られがちです。そして、その中には
他者の意見や世間の常識といったことも多く含まれています。
つまり、それは自分の中から自然に湧いてきたものではなく、意識
しているかどうかにかかわらず、外部から取り入れたものの影響を
強く受けています。であるならば、人生の方向性を左右するような
大きな選択や決断であればあるほど、自分の中のもっとも自然な
部分である「内なる声」にしたがわない限り、自分の人生を生きて
いるようで、実は他人の人生を生きていることになりかねないと
私は思うのです。

こうした「内なる声」は誰の中にもあります。しかし、その声の
存在を信じ、常日頃から意識的に耳を傾けていなければ、聞き逃し
てしまう可能性が大きいでしょう。その声は自分の中のもっとも
自然な部分ではありますが、頭の声に耳を傾けることに慣れて
しまっていると、それは私たちには届きません。「自然」である
ことと「慣れている」ということは、必ずしも同じではないのです。
でも、あたかも筋力トレーニングをするかのように、意識的に耳を
澄ますよう心がければ、「内なる声」は必ず聴き取れるようになる
はずです。
(榎本 英剛)

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

2.よく生きるインフォメーション

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

<<よく生きる研究所主催もしくは共催イベント>>

【天職創造セミナー】
・日程:12月20日(土)・21日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/211540/

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3.よく生きるリソース 「ブーバーに学ぶ」
               (斉藤啓一著 日本教文社)

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

この本はユダヤ人でありながら、イスラエルとアラブの和解の
ために人生を捧げ、両民族から等しく敬愛された「平和の哲学者」
マルティン・ブーバーの思想を、彼の波乱に満ちた生涯をたどり
ながら、哲学・神秘思想の研究家である著者が「争いのない人間
関係を築くための智恵」としてまとめたものです。

もともとこの本を読むことになったのは、私が主催する「よく
生きるカフェ」や「よく生きる塾」に度々参加してくださっている
方が「榎本さんのお話を聞いていると、ブーバーの考え方に非常に
近い感じがするので、ぜひ読んでみてください」とご親切にも
プレゼントしてくださり、興味を持ったからでした。

ブーバーについては、「関係性の哲学」を提唱した人としてその
名前は知っていましたが、その哲学や思想についてはきちんと
学んだことはありませんでした。でも、本を読み進めていくうちに、
それをくださった方がおっしゃっていた通り、彼の考え方には
非常に共感するところが多く、大変おこがましい話ではありますが、
きちんと学んだわけではないのに、どうしてこんなに似ているん
だろうと不思議な感覚を覚えました。

ブーバーが遺した概念でおそらくもっとも有名なのは「我と汝」
というものですが、これは相手を自分と同じ心と魂を持った存在
として見るという意識のあり方で、そのあり方で相手と接する限り、
争いが起きることは決してないと彼は言います。一方、「我とそれ」
というのは、相手をモノとして見る意識のあり方で、相手を利用
しようとしたり、邪魔者扱いしたり、無視したりする時、私たちは
そのあり方に陥っていると言います。

これはこれで幸せな人間関係を築こうと思った時にとても役に立つ
考え方ですが、私がこの本を読んでもっとも共感を覚えたのは、
そのことではありませんでした。私がもっとも共感を覚えたのは、
宗教的および社会的な権威にしたがうことが半ば強要されるような
環境に置かれながら、自分なりの真理を見出すには「内なる魂の声
にしたがうしかない」と、いかなる権威にも追随しようとしな
かったブーバーの生き方でした。

後年、アラブとイスラエルの争いに巻き込まれ、命を脅かされる
ような状況に置かれても、毅然として自らの信念を貫き通したその
姿には、「内なる声にしたがって生きる」ことの美しさと厳しさを
改めて感じさせられました。と同時に、「おまえははたしてどこ
までこの生き方を貫く覚悟があるのか」と問われているような気が
して、読み終えた時に背筋が伸びるような感じがしました。

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

4.編集後記

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

15年ぶりの著書『本当の仕事~自分に嘘をつかない生き方・働き方』
の出版日が来月19日に決まりました!この日はなんと私の50歳の
誕生日であり、「よく生きる研究所」設立2周年の記念日でもあり
ます。これは偶然そうなったのですが、なんだか意味深い感じが
しています。

「内なる声」にしたがうことで、自分の仕事を創ってきた私のこれ
までの生き方・働き方の原点を、自分や他の人たちの物語も交え
ながら、精魂込めて書きました。ぜひお読みいただけるとうれしい
です。

なお、Amazonですでに予約の受付が始まっているようです。以下に、
そのリンクをお知らせします。
http://www.amazon.co.jp/dp/4820719149

(発行責任者: よく生きる研究所 榎本 英剛)

※この通信は、これまでよく生きる研究所のイベントにご参加
いただいた方、およびホームページ等を通じて読者登録をして
いただいた方にお送りしています。

なお、万が一このようなメルマガが送られてくるお心当たりがない方、
あるいは心当たりはあるが購読を希望しないという方は、恐れ入り
ますが、以下のリンクをクリックして購読を解除していただければ
幸いです。
http://accessmail.jp/z.php3?pk=UIdxdBdi&em=info@yokuikiru.jp

お問い合わせ:info@yokuikiru.jp

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

2014年10月8日水曜日

よく生きる通信 Vol.12「痛みの奥には愛がある」

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇
         ★よく生きる通信 vol.12★
           2014年10月号
◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

皆さん、こんにちは。
よく生きる研究所の榎本英剛です。

きょうは約3年ぶりに皆既月食が見られるそうです。
19時半頃から約1時間も完全に月が姿を消す本格的な
皆既月食のようで、台風と台風の間にはさまれ天候的にも
絶好の観測日和とのこと。
ぜひ皆さんもご覧ください。

それでは、「よく生きる通信」の第12号をお届けします。
ぜひお目通しください♪

★今号のContents★

1.よく生きるコラム:「痛みの奥には愛がある」
2.よく生きるインフォメーション:
・11/7-9 アクティブ・ホープ・ワークショップ(長野・女神山)
・12/20-21 天職創造セミナー(神奈川・藤野)
・11/23  アクティブ・ホープの輪を日本に広げよう(京都・上京区)※
・11/24  アクティブ・ホープの輪を日本に広げよう(東京・目黒)※
※・・・他団体主催イベント
3.よく生きるリソース:「みんなの楽しい修行」
            (中野民夫著 春秋社)
4.編集後記

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

1.よく生きるコラム 「痛みの奥には愛がある」

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

「痛みの奥には愛がある」。これは私の人生における師の1人で、
仏教学者にして社会活動家でもあるアメリカ人のジョアンナ・
メイシーの言葉です。「痛み」と「愛」。一見すると、互いに
相容れない感じがするこの2つの言葉が実は深いところでつな
がっていると彼女は言います。

ジョアンナは今世界で起きているあらゆる問題の根源は、私たち
1人ひとりが自分や他者、他の生き物、自然、地球、宇宙、そして
過去や未来などあらゆるものとのつながりを失ってしまったこと
にあると考え、彼女が開発した「つながりを取り戻すワーク」を
通じて、人々がその失ったつながりを取り戻すのを世界中で支援
してきました。

「つながりを取り戻すワーク」には中心となる要素が4つほどあり、
そのうちの1つに「世界に対する痛みを大切にする」というのが
あります。なぜ痛みを大切にする必要があるのか?通常、痛みは
できるならば感じたくないものであり、もしも感じてしまった
としたらなるべく早く手放したいものであるはず。でも、そこに
こそつながりを取り戻すカギがあるとジョアンナは言うのです。

なぜなら、痛みを感じているということは、とりもなおさず、
その痛みを感じている対象や事柄に対して愛情を感じている
ということの裏返しであり、愛情を感じているからこそ、それが
失われたり傷つけられたりすることに痛みを感じているのだ、と。
これが「痛みの奥には愛がある」という言葉が意味することなの
です。

痛みはいろいろなかたちをとります。悲しみや恐れ、怒り、そして
虚しさや絶望。そのかたちが何であれ、痛みを感じるということは
その人が何かを愛しているということの表れなのです。たとえば、
我が子の身に何かがあったらどうしようと恐れ、実際に何かあった
ら悲しんだり、怒ったりするのはその子を愛しているからでしょう。

それは対象が我が子のように身近な存在でなくても、世界で起きて
いることに対してあなたが何か痛みを感じているとしたら、それは
そのことをあなたが心から大切だと思っているということに他なら
ないのです。そうだとすると、痛みを感じないようにしたり、感じ
たらそれを抑えつけようとしたりすると、その奥にある愛まで抑え
つけてしまうことになります。言うまでもなく、愛こそがつながり
を取り戻すエネルギー源であるわけですから、そんなことをしたら
ますますつながりを失いかねません。

そうではなく、私たちが世界に対して感じている痛みをあえて
大切にすることで、私たちは自分の中にある愛に目覚め、どんなに
痛みを感じるような状況に置かれても、つねに前を向いて自分が
できる限りのことをするための力が湧いてくる。これこそが「痛み
の奥には愛がある」という短い言葉に込められたジョアンナの
メッセージなのです。

※来月行われるいくつかの「アクティブ・ホープ」関係のイベント
はすべてジョアンナ・メイシーが開発した「つながりを取り戻す
ワーク」を紹介したり、体験していただいたりするためのものです。
ご興味のある方はぜひご参加ください。
(榎本 英剛)

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

2.よく生きるインフォメーション

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

<<よく生きる研究所主催もしくは共催イベント>>

【アクティブ・ホープ・ワークショップ】
・日程:11月7日(金)~9日(日)
・会場:長野県・上田 女神山ライフセンター
・参加費:65,000円 
・定員:30名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/193057/

【天職創造セミナー】
・日程:12月20日(土)・21日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/211540/

※主催は「よく生きる研究所」ではありませんが、以下のイベントに
登壇します。

【アクティブ・ホープの輪を日本に広げよう in 京都】
・日程:11月23日(日) 13:00-17:00
・会場:京都・上京区 Impact Hub Kyoto
・参加費:4,000円 ユース割引(30歳未満)2,500円
・定員:30名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/222603/

【アクティブ・ホープの輪を日本に広げよう in 東京】
・日程:11月24日(月・祝) 13:00-17:00
・会場:東京・ Hub Tokyo
・参加費:4,000円 ユース割引(30歳未満)2,500円
・定員:40名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/222598/

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

3.よく生きるリソース 「みんなの楽しい修行」
            (中野民夫著 春秋社)

◇◆◇◆◇――――――――――――――――――――◇◆◇◆◇

著者の中野民夫さんは現在、同志社大学政策学部・大学院総合政策
科学研究科の教授として「至福の追求と社会変革」をテーマに参加型
授業を展開されています。もともとは大手の広告会社に勤めながら、
「ワークショップ」や「ファシリテーション」を日本に広めた人で
あり、実は今回の「よく生きるコラム」で取り上げたジョアンナ・
メイシーの「つながりを取り戻すワーク」を日本に初めて紹介した人
でもあります。

私にとってはアメリカの同じ大学院で同じ学科を卒業した先輩に
あたる人で、そのご縁もあって「自分という自然に出会う」という
ワークショップ・シリーズでご一緒させていただくなど、20年来の
お付き合いをさせていただいています。

本書はそんな中野さんがこれまでの様々な体験を通して思索を重ねて
こられたことを「修行」という切り口でまとめられたものです。
修行というと普通は「辛いもの」「苦しいもの」というイメージが
ありますが、タイトルにもあるように、中野さんは修行でもなんでも
楽しくなければ続かないし、続かなければ意味がないということで
自分に合った修行を見つければいいと言います。そして、その参考
として、ご自分がやられてきたことを「2つの基本と8つの道」
というかたちにまとめ、わかりやすく解説されています。

ちなみに、「2つの基本」とは「自分の至福についていく」と「今
ここをマインドフルに」の2つで、「8つの道」とは「身体と呼吸と
心を調える」「食生活を正し農に触れる」「外と内の自然を体験する」
「多様な人々と対話をする」「未知なる異世界を旅する」「目の前の
仕事をやりきる」「もっと気楽にアートする」「祈ることと感謝する
こと」の8つです。

読んでいて、上記の1つひとつの項目やその内容も参考になるのは
もちろんのことですが、一番共感したのは社会変革を志すので
あれば、まず自分という「器」をととのえる必要があるのではないか、
そしてそのためには「日々少しずつおこない身につけていくこと」
としての修行が必要だし、それは本来、「人間の根源的な歓びに通じ、
人生を充実した豊かなものにしてくれるもの」なのではないか、
ということ。そして、そうやって1人ひとりがいい状態になれば、
それが波紋のように広がって社会全体がよくなるのではないか、
という中野さんの主張です。

さらに、読み終わったときに自分の中に芽生えたのは、「では自分に
とっての修行っていったい何だろう?」という問いです。たとえば、
心を調えるという意味で私が長年実践していることに「日記を書く」
というのがありますが、これなどは中野さんの挙げた項目の中には
ないけれど自分にとっては間違いなく修行の一項目に入るでしょう。
また、ジョアンナの言う「世界に対する痛みを大切にする」という
のも修行でしょう。そんなふうに考えていくと、もしかしたら自分
なりの「修行法」あるいは「修行モデル」が見えてくるのかもしれ
ないと想い、なんだかワクワクしてきました。さて、皆さんにとって
の「楽しい修行」は何ですか?

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4.編集後記

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皆さん、ピースボートってご存知ですか?3ヶ月くらいかけて、
船に乗って世界を一周するのですが、いわゆる豪華客船に乗って
悠々自適に世界を巡るのとは違って、船上でも寄港地でも世界で
今何が起きているかについて学び、それに対して自分は何ができるか
を考えることを目的としたクルーズです。

私は今から12年前にこのピースボートに乗って、それこそ世界に
対する痛みを強烈に感じたことが、その後人生の舵を大きく切る
きっかけになりました。現在私がやっている活動には、この体験が
出発点になったものが数多くあります。

実は、そのピースボートに明日から今度は乗客としてではなく、
「水先案内人」として2週間ほど乗ることになりました。水先案内人
というのは、自分が専門としている分野の話をすることで、乗客の
皆さんの学びを深める役割を担う人たちで、私は今自分がやっている
すべての活動について講演やワークショップを通じてご紹介させて
いただけることになっています。

自分の人生を大きく変えたピースボートに、まさかこういうかたちで
再び乗ることになるとは思いもよりませんでしたが、こうした人生の
不思議な巡り合わせに感謝しながら、しっかり恩返しをしてきたいと
思います。

(発行責任者: よく生きる研究所 榎本 英剛)

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いただいた方、およびホームページ等を通じて読者登録をして
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2014年9月9日火曜日

よく生きる通信 Vol.11「期待するということ」

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         ★よく生きる通信 vol.11★
           2014年9月号
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皆さん、こんにちは。
よく生きる研究所の榎本英剛です。

9月に入り、ここ藤野では夕方になると鈴虫の声が心地よい
季節になってきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

それでは、「よく生きる通信」の第11号をお届けします。
ぜひお目通しください♪

★今号のContents★

1.よく生きるコラム:「期待するということ」
2.よく生きるインフォメーション:
・9/20-21 天職創造セミナー(神奈川・藤野)
・11/7-9 アクティブ・ホープ・ワークショップ(長野・女神山)
・12/20-21 天職創造セミナー(神奈川・藤野)
3.よく生きるリソース:「ザ・ワーク 人生を変える4つの質問」
(バイロン・ケイティ著 ダイヤモンド社)
4.編集後記

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1.よく生きるコラム 「期待するということ」

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私たちはつねに何かを期待しています。こう書くと、「いやいや、
私はいま何も期待していない」と思う人がいるかもしれません。
確かに、期待は必ずしも明確な形をとらないことが多いので、そう
思われたとしても不思議ではありません。しかし、考えてみて
ください。日々の生活の中で、何かに不満を持ったり、何かに
がっかりしたり、何かに不安を感じたり、何かに驚いたりすること
はよくありませんか?それはとりもなおさず「こうなってほしい」
あるいは「こうなるはずだ」という期待を無意識のうちに抱いて
いたということではないでしょうか?

別に期待を抱くことは悪いことではありませんし、むしろ人間
として極めて自然なことだと思います。まったく期待を抱かない人
というのは、よほどあきらめているか、よほど精神的修行を積んだ
人でない限り、ほぼ皆無と言ってもいいでしょう。期待をするから
こそ、それが満たされた時に喜びや安らぎ、あるいは満足感や
達成感を感じることができるのも事実です。

ただ、もう一方で、誰に何をどれくらい期待しているのかという
ことについて無自覚でいると、自分にも他の人たちにも無用の
ストレスを与えてしまう可能性があることも知っておく必要がある
と私は考えています。たとえば、母親が自分の子どもが特定の学校
の入学試験に合格することを期待するとか、上司が自分の部下が
今週中にレポートを仕上げることを期待するといったようなことは
よくありますね。このように「特定の誰か」が「特定の何か」を
「特定の時期」までに達成することを期待すると、たとえ口に
出さなかったとしても、その期待をかけられた相手にとっては
プレッシャーとなりますし、その期待が具体的であればあるほど
それが満たされず、期待をかけた本人にとってもストレスとなる
可能性は高くなります。

上の例を見てもわかるように、期待にはもともと未来や他人を
コントロールしようとする要素があります。しかし、残念ながら、
それらは本来コントロールできないものです。コントロールでき
ないものをコントロールしようとすると当然ストレスがかかります。
そして、そもそもなぜコントロールしようとするのかと言えば、
それは「こうなってほしい」という気持ちの裏側に「こうなったら
困る」という暗黙の恐れがあるからです。このように、恐れが土台
となっていることが、期待がストレスを生む究極の原因ではないか
と私は思うのです。

期待という字をよく見てみると、「期を待つ」と書きます。これは、
恐れというよりも、むしろ「その時期が来るまで、ただひたすら
信じて待つ」、つまり「信頼」というニュアンスを強く含んだ
言葉なのです。そして、信頼するということは相手や未来を
コントロールしようとする気持ちを手放すことであり、「特定の
結果でなければならない」という呪縛から自らを解放し、「起こる
べきことがしかるべき時に起こる」と身を委ねることなのです。
さて、あなたは自分の中の期待とどのように付き合っていますか?
(榎本 英剛)

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2.よく生きるインフォメーション

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<<よく生きる研究所主催もしくは共催イベント>>

【天職創造セミナー】残席わずか!
・日程:9月20日(土)・21日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/184061/

【アクティブ・ホープ・ワークショップ】残席わずか!
・日程:11月7日(金)~9日(日)
・会場:長野県・上田 女神山ライフセンター
・参加費:65,000円 
・定員:30名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/193057/

【天職創造セミナー】NEW!
・日程:12月20日(土)・21日(日)
・会場:神奈川県・藤野 無形の家
・参加費:45,000円 ユース割引(30歳未満)30,000円
・定員:18名
・詳細・お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/211540/

※上記の他、以下のイベントに登壇します。

【持続可能な地域をどうつくる?】
・主催:市民活動サポートセンターいなぎ 
・日程:10月4日(土)13:30~16:30
・会場:東京・稲城 稲城市立iプラザ 大会議室
・参加費:無料
・定員:50名
・詳細:http://www.i-inagi-support.org/news/news140807-1.pdf

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3.よく生きるリソース 「ザ・ワーク 人生を変える4つの質問」
          (バイロン・ケイティ著 ダイヤモンド社)

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この本は著者であるバイロン・ケイティが10年以上におよぶ重度の
うつ状態から劇的に立ち直るきっかけとなった気づきにもとづいて、
彼女が確立した「ワーク」と呼ばれる手法についてわかりやすく
解説したものです。

その気づきというのは、あらゆる苦しみは現実が引き起こしている
のではなく、その現実に対する自分の考えが引き起こしている
というものでした。たとえば、「夫はもっと私を愛するべきだ」
とか「子どもたちはもっと私に感謝すべきだ」といった考えを
抱いている時、彼女はストレスを感じるのに対して、そうした考え
を抱いてない時は安らぎを感じていると気づいたのです。つまり、
現実に異を唱えて「こうあるべきだ」「こうであってほしい」
という期待を抱くとそれが苦しみをもたらすというわけです。

その苦しみから自分を解放するためには、以下の4つの質問を
道しるべにしながら、自分の考えを深く探求していく必要があると
彼女は説きます。その質問とは、「それは本当でしょうか?」
「その考えが本当であると、絶対に言い切れますか?」「そう
考える時、あなたはどのように反応しますか?」「その考えが
なければ、あなたはどうなりますか?」の4つです。この本には、
その問いかけを通して自らを長年苦しめてきた考えから実際に
解放された人の例がたくさん紹介されています。

著者はまた次のようなことも言っています。すなわち、世界には
「私の領域」と「あなたの領域」、そして「神の領域」しかなく、
人がストレスを感じるのは、自分以外の領域に踏み込んだ時だ、と。
たとえば、「母はもっと私を理解すべきだ」というのは、自分の
領域ではなく、母親の領域であり、頭の中で母親の人生を生きよう
としてもうまくいくはずがないというわけです。また、「神の領域」
というのは私の領域でもあなたの領域でもないもので、たとえば
「なんでこんなに雨ばかり降るんだ」と言ってイライラするのは
神の領域に踏み込んだということになるわけです。この考え方は
今回の「よく生きるコラム」で書いた自分の中の期待とうまく
付き合う上で、とても役に立つ考え方だと思います。

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4.編集後記

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テニスの全米オープンでの錦織圭選手の活躍、すばらしかったです
ね。日本人として初めて4大大会のシングルズ決勝に進んだという
ことだけでも歴史的な快挙ですが、あそこまでいくとついつい優勝
を期待してしまい、決勝で相手のチリッチ選手に敗れた時は思わず
がっかりしてしまいました。私もまだまだ修行が足りないですね
(汗)。

(発行責任者: よく生きる研究所 榎本 英剛)

※この通信は、これまでよく生きる研究所のイベントにご参加
いただいた方、およびホームページ等を通じて読者登録をして
いただいた方にお送りしています。

なお、万が一このようなメルマガが送られてくるお心当たりがない方、
あるいは心当たりはあるが購読を希望しないという方は、恐れ入り
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